M’s Life

2005/07/18(月)17:28

わたしたちの田村くん

ライトな本(379)

先生、会社の先輩に、田村さんっているので複雑な心境です・・・。 ラブコメです。 著者いわく、剣も魔法も超能力もお姫様も超能力もスタンドも、いっさい出てこない地味なお話です。 ただ、デンパなヒロインと、ツンドラなヒロインと、魔女な妹が出てくるだけです・・・。 まあヒロインが、電波宇宙人と、ロンリーウルフな訳で、谷川流さんなら、本当に月に帰ったり、狼女だったりしそうですが、ゴクゴク平凡なラブコメです。 最近のね、ラブコメはね、なんか主人公がこれと言っていいとこ無し所か、絶対ヘタレなのに、向こうからやってくる感じが、共感持てんし、羨ましいからムカツクのだ。 だから、俺はアンチラブコメさ、むしろ、SFとか、ファンタジーとか、ファウスト系とか読んでる方が為になるので、ラブコメなんて、今読んでる物から絶対増やさないむしろ、減らすって心に誓ってたのさ!! むしろ、はぁ?とか、Why?とか、なめるなベイベロンとか、言いたかったさ。 けど、これはイイ、実にイイ! もうこの田村くんは、全力でやや暴走気味に、迷走気味に、下痢気味に、突っ走りまくり。 不器用で、失敗もするし、時々逃げるしなんだか情けない気もするが、だが、真っすぐに突き進む姿勢が、実に共感持てます。 でも、あんまり優しくない。だが、そこがイイ!! あなたのツボにくるラブコメディーの帯に偽り無し。 とりあえずツボに来た迷言 高澤好みの極太な奴 誓って言う。 影などではなかった。 あれは黒いパンツだった。 わたしたちの田村くん 著者:竹宮ゆゆこ イラスト:ヤス 出版社:メディアワークス 発行年月: 2005年 06月 サイズ:文庫 / 323p 本体価格:610円 (税込:641円)

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