「鋼鉄の白兎騎士団II」 舞阪洸
鋼鉄(いなば)の白兎騎士団(しろうさぎ)第2巻。今回は、入団後の見習いとして、副団長のレフレンシア様にいろいろといじられまくる話です。ああっ、お姉様おやめください・・・。(wコレは、ROOM No.1301なのか?そこまでエロくない・・・。プロローグとエピローグが、未来編、ガブリエラが団長になってからの話と言うある意味、「ROOM No.1301」シリーズと同じような構成なのはやはり、なぜ団長に任命されてしまったのか、未来編と過去編での隊長の違いから、過去に何が起こったのかを推理するシステムなのか?不幸キャラ・ジアンまあ何て言うか、レフレンシア様にはいじられまくり、アフレアには下品だと罵られ、とどめは少年にしかめ以内と言うお言葉・・・。あわれ、ジアンはみんなにいじられキャラに決定したようです・・・。ある意味、ヒロインより目立ってたな・・・。「下品なセリフ禁止!」男がいない、別に男日照りではない前回以上に男がいない、と言うかむしろ、男と言うものはこの世の中には存在していないのではないかと思えるほど、女性キャラだらけ。だからと言って、百合展開とか望めない・・・。とにかくキャラ多すぎ、前回の合格者、ガブリエラを含む10人ですら、覚えるの大変なのに、さらに団長のマリエミュールとか、侍のヨーコとか、キャラ増えすぎで覚えられない。orzと言うか、この世界でも、侍はスーパー職業なんですね。異界の東方と言うのは、何処のファンタジーでも謎の世界ですね・・・。某海外RPGでは、忍者は脱げば脱ぐほど強くなりましたし・・・。入団間もない序盤中盤は、レフレンシア様に虐められるコメディ展開で、サービスシーンありと言う展開でも、今回のメイン、雛小隊による、行方不明者の捜索と言う部分が終盤のみとなってるので、入団試験だった前巻に比べるとまったり展開なんですよねぇ・・・。なんだかんだ言いつつも、白兎騎士団を揺るがす大きな事件に流れる中継ぎの巻と言う部分が今回は強めなのでちょっと展開的にはいただけない気がしましたが、まあ、入団早々大事件に巻き込まれると言うのもどうかと思うので、勝負は次の巻と言った所でしょうかね?鋼鉄の白兎騎士団II著者:舞阪洸イラスト:伊藤ベン出版社:エンターブレイン発行年月: 2006年06月サイズ:文庫/316p本体価格:600円 (税込 630 円)関連サイト舞阪百貨店(舞阪洸)Ben's Works Online(伊藤ベン)感想リンクレビログF.Y.A.E./review ver.booklines.netまいじゃー推進委員会!