トシナルドの社会派コラム

”ザ・たっち”の「ちょっと！ちょっと、ちょっと～！」
が今年の流行語大賞のノミネートが有力視されているが、
私もノンタクト（オリジナル。眼鏡もコンタクトもしてない状態。）
という言葉を流行らそうと各地で使っているが、
快適な”ノンタクト生活”を送っている友人がいる。

あなたは２０万円あったら自分の身体のどこを治しますか？

友人が半年前にレーザー治療を行い、コンタクト生活にオサラバし、
まったく後遺症も痛みもなく快適な”ノンタクト”生活を送っている
という。
私はレーザー治療には興味があったが、周りにやった人がなく、
「後遺症はないんかいな？」「失明する恐れはないんかいな？」
と半信半疑だったが、友人の話を聞いて安心した。

費用は手術後の検査費用も含めて２０万弱。
手術時間は全行程20分（休憩含む）程度で、
最初にマブタを固定される装置を着けられるのに
少しびびったが、あっという間なので平気でした。
とのこと。

終わったら眼帯ではなく、防御用眼鏡を装着して
徒歩で帰宅できる。
ただ、マブタ固定装置のおかげで、
手術後しばらくしたらマブタがぱんぱんに腫れて、
目を開けるのが辛く、悲しくないのに泣きながら
帰ったというだけで。それ以降痛みはないという。

当日は洗顔・入浴禁止（水分が目に入るのがダメみたい）
だが、翌日の検査で異常なければその日からＯＫ。

友人は手術翌日のＡＭに検査に行き、ＰＭは仕事をした。
というのだから思った以上にお手軽だ。

私はもともと視力は良くはなかったが、数年前に、
レーザー手術の存在を知り、「レーザーで治るんや。」
と思ったとたんに眼が悪くなって行った。
「病は気から」というが、そのとおりである。
「これ以上目は悪くできひん！」という緊張感から
視力を維持していたが、手術で治る。と聞いたとたんに、
緊張の糸が取れたのだろう、視力が低下した。
友人の成功例に安心することなく
緊張感を取り戻し、視力維持に勤めなければならない。

私は、外出するとき（待ち合わせで人の顔が良くわからないのと、
電車の料金表が見えないので、）はコンタクトをするが、
車の運転以外は、普段はノンタクトで十分生活できる。

私の場合は、２０万あれば、
目よりも先に治さなければならないところがたくさんある。

これ以上モテないと死活問題なので、いい加減、
顔を整形して”男前”にする必要もある。
足の長さを１０センチ伸ばす手術があればやってみたいし、
（ないだろうが）

「将来ハゲたらズラを被る」と公言しているので
ズラ資金を貯めておく必要もある。
７種類のズラを日替わりでＴＰＯに応じて使い分け、
「これズラやねん」と自らカミングアウトすることによって
「ポジティブ・ズラ」というトレンドを作り上げ、
「ズラリーマン」ブームも創り上げたい。

たとえば、ズラ疑惑の部長がいたとする。
その部長が自らカミングアウトし、７色のズラを使い分けたら
どんなに、社員のコミュニケーションが円滑に働くか。

「相手の目を見て話す。」これはコミュニケーションの基本。
部長がズラだったら、目のやり場に困り、
部下は目を見て話が出来なくなる。
これでは円滑なコミュニケーションと信頼関係は築けない。

部長がカミングアウトし、心を開くことによって、
部下「おっ、部長！今日の頭はロンゲですね～」
部長「そうなんだよー。今日営業に行く得意先の担当者が若いので
相手にあわせるために、これをチョイスしたんや、どや？似合うか？」

などといった会話ができると、社内の雰囲気も良くなる。
ちょい悪オヤジ。みたいに、
「ズラリーマン」ブームが巻き起こる日も近い！？

最後に、眼科医で働く人に、ノンタクトは流行りそうか？
と聞いたところ、こんな答えが帰ってきた。

…もし「ノンタクトです」と真剣に言われたら，
名前が可愛いくて笑ってしまいます！か，
「コンタクト」と聞き間違えて，普通に流してしまうか（笑）
滑舌の良い人にだけお願いしたいです^^;

ノンタクト・・・滑舌の悪い人の使用は注意が必要である！！