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私が歯科医師になって13年ですが、13年前の治療法と現在では全くコンセプトのちがっていることも多々あります
もちろん根底にある歯科治療の基本は変わっていないのですが、治療法や材料に関してはかなりの違いがあります♪ その流れに遅れないように常にアンテナを張って、様々な学会や研修会に出席することで最新の情報を仕入れて、患者さんに最良の医療を提供できるように日々研鑽しているのです☆ 今日は、その中の一つを簡単に紹介したいと思います。 「ジルコニア」 についてです。 通常の冠は前歯では銀歯の見える部分にレジンという樹脂で覆うことで白くして、奥歯は銀歯になります。 銀歯は技工士が模型上でワックスにて形態をつくり、それを金属に置き換えるというロストワックス法が主流なのです。 しかし、現在はかたどりして作った模型を3Dスキャナーで読み込み、ブロックから削りだしてつくるCAD/CAMという方法がでています。 コンピューター制御の方法なので非常に時間が短くできるのです。しかし、昔は精度の点で問題があったのですが現在ではその点が改善されてかなり高精度なものになってきています。 そのブロックに金属ではなく、ジルコニアというセラミックを使った方法が今の審美歯科の最先端です。 ジルコニアは白い金属ともいわれるくらい硬く、今までのセラミックとは比較にならないくらいの強度があります。 また金属と違い、より自然な色調を再現することが可能なのです☆ 当院でもこの治療法を導入していますが非常に良好な結果で皆さんに満足していただいています。 ちなみにこれが治療前です。左上の冠の変色が気になります。 ![]() ジルコニアをいれたところです。他の歯と見分けがつかないくらい自然になりました。 ![]() これからも研鑽を積んでいきますのでお気軽にご相談ください。
Last updated
2007.10.08 01:33:31
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