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としのすけのワインハウス

としのすけのワインハウス

2005年05月(2)

2005年05月に飲んだワイン

アナケナ メルロー[2003]アナケナ・メルロー(2003)
2005/05/18 自宅にて

しばらくは、アナケナ特集です。(笑)
さまざまなワインショップで激賞されているチリ・ワインの新星。

アナケナ・ワイナリーは、チリの大手スーパーマーケットのオーナーが、ラペル・ヴァレーで創る世界が注目するワイナリー。

そんなアナケナのメルローが今日のワインです。
セパージュは明確なデータがありませんが、メルローと「チリのメルロー」であるカルムネールの混醸のようです。
カベルネ・ソーヴィニョンの2002年が非常に美味しく、2002年のシラー・レゼルヴァも期待に違わないお味だったので、このメルローにも当然期待がかかります。

ボトルは、カベルネ・ソーヴィニョン同様、やや上げ底の強い比較的重量級のものです。
コルクはプラスチック。
開栓すると、弱々しいながら、赤系の果実の香りがします。
ただ・・・コンクリート香こそありませんが若干赤土の香り(チリ香)があるか?(^^;)
色は、赤紫の強い濃い色調で、若々しいメルローそのものといった印象。
透明感、艶は問題ありません。
ただ、やはりフルボディーのガッツン系を好むとしのすけのスタンダードからすると、まだちょっと薄いです。(^^;)
口に含むと、色から推測されるとおり、やや重めのミディアムボディー。
アルコールのアタックは非常に弱く抑えられていて、上品な口当たりが楽しめます。
ニュアンスは、イチゴ+ブルーベリー。
少しですが、酸味の効いた杏ジャムのような印象も。
スパイスや樽はあまり感じられず、果実味とカラメルっぽい甘さを酸で引き締めたといった味わいです。
タンニンは極めて丸く仕上げられているようで、大変飲みやすいと思います。
フィニッシュは、バランスのとれた心地よいものですが、ちょっと短いかも。(^^;)

HP:7

全般的にはよくまとまったお手頃なメルローだと思われます。
ただ、残念なことに、このワインにはチリ独特の香りが明確に感じられます。
それを「チリの個性」「テロワール」と捕らえることも出来ますが、このクラスのワインでは、明確な個性というよりは、最先端のテクノロジーを駆使した価格の3倍以上美味しい綺麗なワインを期待するので・・・ちょっと減点かな。(^^;)
としのすけ的には、カベルネ・ソーヴィニョンの方がお勧めできます。

オーメドック ド ジスクール [2001]ル・オーメドック・ド・ジスクール(2000)
2005/05/21 自宅にて

今日のワインは、としのすけ亭のハウスワイン?ル・オーメドック・ド・ジスクールです。

2004/01/14 自宅にて
2004/05/09 自宅にて
2005/03/14 自宅にて
2005/04/04 自宅にて
2005/04/27 自宅にて
と結構飲んできていますね。(^^;)
(最近頻繁に飲みすぎ?)

このワイン、なんでも最近、「神の雫」というワイン版「おいしんぼ」みたいな漫画で紹介されたらしく、一躍注目されるワインになっちゃった模様。(^^;)
どうりで・・・としのすけのHPに「ル・オーメドック・ド・ジスクール」の検索結果から訪れてくださる方が多いはずです。
(漫画は全く読まないので・・・気づかなくてすみません)<(_ _)>

ル・オーメドック・ド・ジスクールを醸すシャトーは、数々の名醸ワインを産するマルゴー村、メドック第3級に格付けされているCh.ジスクール。
としのすけのフェイバリット・シャトーの一つです。
メィディアムボディーで若くても美味しく飲める上に、いかにもマルゴーという香りが楽しめるCh.ジスクールは、実はマルゴー村の南の外れ、カントナック村を過ぎたラバルド村にあり、その意味ではACは「辛うじて」マルゴー。(^^;)
更に南のマルゴー村ではない地域(ACはオーメドックになります)にも広大な畑があり、そのオー・メドックの葡萄でつくるワインがこのル・オーメドック・ド・ジスクールなのです。
マルゴー村の葡萄を使って醸されるシャトー・ジスクールのセカンドワインにラ・シレーヌ・ド・ジスクールがありますが、このル・オーメドック・ド・ジスクールは、マルゴー村から外れた畑の樹齢25年余りの葡萄を使って醸されるもので、シャトー・ジスクールのサード・ワイン的位置づけになるのでしょうか。
セパージュはメルロー50%、カベルネ・ソーヴィニョン45%、プティ・ヴェルド5%と、マルゴーやオー・メドックにしてはメルロー・リッチ。
果実味豊かな、柔らかい味わいに仕上げられています。
そして2000年はメドックの当たり年なので・・・美味しいのはある意味当然。(^^)

ボトルは普通のボルドータイプ。
でも、コルクはなかなか上質で5センチあります。
この価格のワインでこれだけ上等で長いコルクのワインも珍しい。
コルクには「シャトー元詰」と記されていますが、エチケットの表記は違うという変な現象?はご愛嬌?(以前も書きましたね)

開栓すると、ビターチョコレートの香り。(^^)
好きなんです、この感じが。
色は流石は2000年、透明感のある深い色調です。
コルクへの染み付きも極小だし、色は全く褪せていないし・・・
20年はもちますね、これは。
黒い果実を主体としたフルーツ・アソートをジャムにしたような、重厚なコク・・・
ドライフルーツやドライ・フラワーを想わせるしっとりとして温かみのある香りとほのかな樽香・・・
印象的なチョコレートの香り・・・
適度なスパイス・・・
酸味は強いのですが、凝縮された果実味とタップリの甘味が、酸と上手く調和しています。
タンニンはもちろんマルゴー、ジスクール譲り。
シルキーで、まーさーにー「水の如し」です。(^^)
フィニッシュも長いですよ、結構。

HP:8+

少し良くなってきたでしょうか。
ちょっと青臭い、茎っぽいニュアンスがまだ「雑味」に感じる部分はありますが、香りも少し開き気味(といってもまだ閉じてます)になってきました。
今後の更なる成長に期待。(^^)

げ!ワインのリンクを貼ろうと思ったら・・・もう2000年ヴィンテージは売り切れてますね?!
漫画の宣伝効果は凄いんだなぁ・・・(^^;)> ポリポリ・・・

アナケナ メルロー レゼルバ[2003]アナケナ・メルロー・レゼルバ(2003)
2005/05/24 自宅にて

今日は待望の?アナケナ・メルロー・レゼルバ(2003)です。

アナケナ・ワイナリーに関する話は、既に2005/05/09の日記に書いたとおりですが、このメルロー・レゼルバでは、ラペル・ヴァレーの中でも「ロー・イールド・ヴィンヤード」つまり低収量葡萄園のメルローで醸されているようです。

ボトルは重量級の変形で、高級感がありますが、エチケットは一連のアナケナの感じが踏襲されており、妙な4本足動物のモチーフが描かれています。
レゼルバ(RESERVADO)の文字は極めて小さく、ちょっと見た感じではレギュラー・ラインのよう。(^^;)
コルクも、シラーのレゼルヴァ同様、4.5センチの刻印なしの一見チャチなコルクです。
ただ、コルクの品質自体はまあまあ。

開栓直後では殆ど香りはあがりません。
注意深く嗅ぐと、カラメル様の樽のニュアンスと赤系を主体とした果実香を感じますが、特徴的なのは「水」っぽい「スイカ?」のような印象。
シラーのレゼルバでも感じたあの香り。(^^;)
これは、アナケナの醸造方法に由来する香りのようですね。
色は若々しいネットリしない程度に濃い赤紫で艶があります。

飲んだ感想は「美味しい!」(^^)
いわゆる熟成感には程遠いですが、若いフルーティーなメルローそのものといった、雑味の少ない綺麗な味わいです。
ボディーもミディアムと呼んだ方がいいくらいの軽やかなもので、完熟イチゴのジャムをスイカジュースで薄めたような(^^;)爽やかさがあります。
もちろん、そんな特徴的な性格の下地には、オリエンタル・スパイスや腐葉土が殆ど見えない程度に隠れています。
タンニンは極めてまろやか。
ほとんど渋みを感じないで飲めてしまうので、ガッツン系が好きな方にはやや拍子抜けかもしれませんね。

HP:8

レギュラー・ラインのメルローに比べて、圧倒的に綺麗な創りです。
例のチリ独特の赤土様の香りが殆どありません。
フルボディー好きにはモンテス・アルファのメルローの方が美味しいかもしれませんが、渋いワインが苦手な方にはこのアナケナ・メルロー・レゼルバは賢い選択かもしれません。

ヴァルポリチェッラ クラシコスペリオーレ ハーフボトルValpolicella Classico Superiore 1/2ヴァルポリチェッラ・クラシッコ・スペリオーレ・カディス(2003) 
2005/05/27 サンロード@菊名にて

今日は、ちょっと遅れたお誕生日ディナー?ということで、家族で「街の洋食屋さん」サンロードにお邪魔しました。
サンロードは、味の良さは当然ですが、ギャルソン?のおじさんのアットホームでちょっとコミカルな接客が楽しい、としのすけ一家お気に入りのお店です。
ギャルソンのおじさんは、一言で表現すれば、「清潔感のある綾小路きみまろ」?。(笑)
 ⇒ 綾小路きみまろの公演情報
独特の節回しのおしゃべりで、気がつくと頬が緩んでいるんです。
駅に極近いし、ファンが多いのでお店の前に席が空くのを待っている人の列が出来たりしていますから、場所はきっとすぐわかると思います。

いわゆる「洋食屋さん」なので、メニューもそこそこに揃っていますが、一番のお勧めは「網焼きステーキ」。
1000円ちょっとでボリュームあるステーキが頂けます。
噛みごたえあり。
それから、ワインによく合う激うまなメニューが「パルメザン」。
豚ヒレ肉のカツにミートソースとチーズをのせてオーブンで焼いたものなのですが・・・筆舌に尽くし難い美味さ!
マリアージュとはこのこと?って勢いで赤ワインに合います。(^^)

で、今日のワインが、ここで出す赤ワイン、ヴァルポリチェッラ・クラシッコ・スペリオーレ・カディス(2003)です。

イタリア北部、ヴェローナの北、ヴェネト州のヴァルポリチェッラ地区のワインで、ブドウ品種は、コルビーナ・ヴェロネーゼ、コルヴィノーネ、ロンディネッラ、モリナーラ等。
クラシッコですので、特定地域の上質の葡萄を使用し、オーク樽での18ヶ月以上の熟成後、6ヶ月以上の瓶熟成を経て出荷されるものだと思われます。

コルクは極々短い3.5センチ程度の集積もので、明らかに早飲みを意図した感じ。
ボトルも極めて普通です。
色調は透明感の高い明るい赤紫。
ミディアム・ボディーで適度な果実味と甘みがあり、冷やしてグイグイいける感じ。
樽香も含め、香りは全体的に弱いですが、雑味がなくスッキリ爽やか。
アタックも何もなく非常に飲みやすい上に、タンニンも殆ど感じないほどのスムーズさですので、渋い赤ワインが苦手な方でも大丈夫でしょう。
フィニッシュは、バランスの良いさわやかなキレ?

HP:7+

ワインだけを味わうにはちょっと無理があるかもしれませんが、食事と一緒に楽しむワインとしては申し分なし。
軽いボディーと適度な果実味、酸味がイタ飯風の肉系料理と大変よく合います。
イタリア版ボジョレー?
いや、ボジョレーみたいな安っぽい味ではないから、こっちが上かも。

実はとしのすけ、「パルメザン」だけでは飽き足らず「メンチカツ」も追加オーダーしてこのワインを楽しみましたが、ホントに美味しかった~。
BSE問題が解決するまでは挽肉は100%豚肉を使うとの張り紙があり、今日のメンチカツも豚でしたが、タップリのたまねぎと合わさったお味には大満足。
美味しかった事をギャルソンおじさんに伝えると、7月からは牛の合挽き肉になるのでもっと美味しいですよとのこと。
また行かなくっちゃ。(笑)

カテナ・アラモス・マルベック[2002]【カテナ】カテナ・アラモス・マルベック(2002)
2005/05/28 自宅にて

今日のワインはカテナ・アラモス・マルベック(2002)です。

カテナは、アンデス山脈の麓、銘醸地メンドーザに、標高の違う6つの自社畑をもつ、アルゼンチンのワイナリーです。
創業は1902年に遡り、当初は国内消費向けの普通のワインを醸していましたが、3代目の現社長ニコラス・カテナ・サパータ氏が一念発起、「世界に認められる最高のワインをアルゼンチンでつくる」という志に燃えて醸造責任者ホセ・ガランテ氏と共にプレミアムナワインづくりに挑戦を開始。
2001年には、最新鋭の設備を持つプレミアムクラスのワイン専用のワイナリー、ボデガス・カテナ・サパータを設立し、現在では「アルゼンチン最高のワイナリー」の評価を欲しいままにしています。

フラッグ・シップ・ワインは「ニコラス・カテナ・サパータ」。
2001年のリリースの際世界の主要6都市で行われたブラインドテイスティングで常に上位に入選したことがカテナのワインを世に知らしめました。
また、シャトー・ラフィットからもその品質の高さを認められ、ジョイントによるCAROも生み出しています。

今日のワインの「アラモス」は、カテナの自社葡萄園から収穫された葡萄(ラ・コンスルタ、トゥプンガト、ルンルンタ地区で収穫されたマルベック)の中から、粒単位で選りすぐった葡萄で醸されるワインで、フレンチオークとアメリカンオークで8ヵ月間熟成しています。

まずこのワイン、ボトルが重量級の変形。
もう、これだけでかなりの思い入れがビシバシ伝わってきます。
コルクもアルゼンチンにしては上等な5センチ級。
カテナ・サパータ・メンドーサ・アルゼンチン、そして、マヤのピラミッドを模してつくられたと言われるワイナリーの景観が刻印されています。
開栓するとほんのりと果実香&樽香がしていい感じ。
色は、透明感と艶のある若々しい赤紫です。
香り、外観からでは、これがアルゼンチンのマルベックだとはとても思えません。(^^;)
口に含むと、若さ故の若干のアルコールっぽいアタックこそ感じられるものの、充実した黒系の果実味、スパイス、深いローストのコーヒー、ヴァニラ・カラメルを感じさせる樽のニュアンスが口中に広がります。
なかなかボディー感もあり、いわゆる「フルボディー」なので、重めのボルドースタイルが好きな方にも満足いただけると思われます。
タンニンもしっかりとあり、まろやかな甘みをほのかに残す収斂感は秀逸。
フィニッシュも長く、大変心地よいものです。

HP:8+

これってマルベックなのでしょうか?
若い、高級なボルドーだと言われても「そっか~」って納得してしまいそうな程の完成度の高い創りです。
ちょっとしたワイン・パーティーでブラインドで出してみたいかも。(笑)

今日は、会社の仲間と「5月生まれ、お誕生日オメデトウ飲み会?」でした。
今年初めて知ったのですが、なんと!同じ室課の約4割が5月生まれだった!(^^;)

会場は仲町台駅側の「チキンすーぷライスいり」? ←これ、お店の名前です。(^^;)
仲町台駅徒歩1分の便利な立地で、地元・女性から人気のお店なのだそう。
バリのプーケット諸島をイメージしたという店内は、なかなかオシャレです。
料理はイタリアをベースにした多国籍料理という感じで、ワインはイタリアものが中心です。

そこで飲んだワインが以下の4種類。
2005/05/31 チキンすーぷライスいり@仲町台にて

【1本?目】お店のハウスワイン(白)をデキャンターで

ソアーヴェ?って感じのスッキリしたワインです。
ちょっと開栓してから時間が経ってる感じなのは、まあご愛嬌。(^^;)
香りも弱く、ボディーも薄く、ワイン単独での賞味に耐えるかと言われればちょっと?ですが、イタ飯系のお料理には割と合っていると思いました。
 HP:6
可もなし不可もなし。

【2本目】ロッソ・デ・モンタルチーノ(2003)

may31_1933.jpg

これはなかなか美味しかったですね。
すっきりした果実味にほんのりと樽が効いている、ほどほどのミディアムボディー。
 HP:8
もう少し熟成感があれば8+がついたかもしれませんが、ちょっと惜しい?

【3本目】キャンティー・クラシッコ(2002)

may31_2042.jpg

モンタルチーノと比べるとやや酸味に寄った感じなのは、やはりキャンティーだから?
クラシッコらしく、適度に重厚で樽のニュアンスも僅かに感じられ、お料理の味をひきたててくれます。
 HP:7+
こちらも若々しい元気なワインでした。
が・・・だいぶ酔っ払ってきたので良く味を覚えてなかったりして。(^^;)
あっというまにこれも空になったことだけは確か。(笑)

【4本目】バローロ(1998)

may31_2145.jpg

モンタルチーノやキャンティー・クラシッコと比べると明らかにボディーを感じます。
あと、ほんの少しですが、獣香、トリュフ香もあったような?(^^;)
照明の関係でワインの色はあまりはっきりとはコメントできませんが、前の2本の赤より濃かったように思います。
かなり酔っ払ってきて、ワインの味云々は関係なくなってきておりますが・・・(^^;)
あっというまにこれも空になったので・・・きっと美味しかったのでしょう。
 HP:8
折角のバローロなんだから、もう少し味わって飲んであげればよかったですね。
でも、早く「カラオケ」に行きたかったし・・・(^^;)

【ジントニック@キャンドゥー】

で、席を仲町台唯一?の大型カラオケ点「キャンドゥー」に移しての「シンギング・タイム」です。(^^;)
やっぱ、若い奴らは違う・・・(←オヤジ発言ですね)
ラップ入ってたり(オレンジレンジ)、超絶に音域が広い、クラシックでお馴染みのジュピター「平原綾香バージョン」を謳っちゃうんだから凄いです。
従って、としのすけはか~な~り~苦戦。(^^;)
でも、頑張って、以前「生 Mr.Children」を横浜国際競技場(現日産スタジアム)で見たおぼろげな記憶を頼りに桜井和寿になりきって?歌ってみたり、平井賢、セリーヌ・ディオンでささやかな反撃を試みました。(笑)
それにしても、オレンジレンジの「花」、いい曲だなぁ・・・「着うた」とかでも人気あるんでしょうね?

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