カテゴリ:コラム
石油価格の高騰で各産業はお手上げ状態。値上は客離れにつながり怖くて出来ない。もともと農業や漁業が石油漬けになっていることを問題視する声もあったが、安くて便利なあまり石油に依存し続けてしまった。 一斉休漁が行われ、スーパーから魚が消えると騒がれたが、もちろん狙いは漁業者への政府支援を勝ち取るため。支援がなければ漁業という産業が日本から消えるとまで言っている。活きたイカを売り物にしている料理屋はパニックに陥っている。 しかし、ここで安易な支援をすることは農業支援が農業をだめにしたように産業の足腰をさらに弱くし、寝たきり状態にする恐れがある。ただ単に金だけやるやり方が上手く行ったためしがない。 ピンチはチャンスである。支援は必要だがその金で漁業の生産性を上げ、省エネを進めるための投資が行われるような援助にしなければ活きた金とはならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.12 16:25:22
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