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誰かが言わなきゃならない

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2008.09.01
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カテゴリ:海外レポート
 

(地方都市サラトフ)

 ロシア人通訳のC氏から「飛行機の窓から地上を撮影しないように」との注意がある。どうやらソ連時代に徹底的な教育を受けた年配の人は外国人に対して警戒感が強く、写真を撮っているとスパイと疑われてトラブルになる例があるらしい。

 サラトフ空港に夜遅くに到着。飛行機からバスで空港建屋に。バスを降りるとそのまま建物の間を通って公園のようなところを通って小さなターンテーブルで荷物が出てくるのを待つ。マイクロバスに乗り込み走り出すと、夜の10時頃だが街には人がちらほら歩いている。暗くても建物が古くて貧しい生活だということが判る。

 低く月が出ているのが見える。誰かが「月が出ている」と言う。何もないので月が目立つのだ。こんな状態で今は夏だからそれなりに過ごせるかも知れないが、冬はどんな生活になるのだろうと思う。それでもサラトフは100万都市であるという。

 サラトフのホテルにチェックイン。部屋のテレビでは国内線で飛行機が着陸時に豪雨でハイドロプレーン現象でオーバーランして乗客が多数死傷したというニュースを繰り返しやっている。よく見ると我々が搭乗したのと同型機である。

 翌朝、朝食前に街を散歩すると犬をつれた中年の男に話しをする。相手はロシア語しか出来ないので、旅行会社に貰ったロシア語の日常会話のわずかな文章と単語でコミュニケーションを試みる。高そうな犬を連れて散歩しているところを見るとかなり裕福な階級の人ではないかと推測する。歩いていると1カペイカショップを見つける。日本の百円ショップ。

 教会は立派だが、街は繁華街などはなくどこまでもおなじような感じでさえない。建物も古く、埃っぽい街だ。天気が良いうえにかなりの距離を歩き喉が渇いたので道路端の売店でコーラを買って飲む。






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Last updated  2008.09.01 15:56:06
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