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音楽はもっぱらクラシックを聴いているが、クラシックの曲は単純でなく、深みがある。楽しい、悲しい、寂しいなどの感情表現が単純ではなく、高級な料理のように複雑な味であり、何回聴いても飽きない。旋律一つとってみても、安易な旋律は捨てに捨て去って残った旋律だけが採用されている。高度な演奏技法も背後に訓練、鍛錬が感じられ、安易な表現は捨てられて計算しつくされたものが多い。 クラシックの最大の特徴は「聞いている人に媚びない」ことだ。クラシックでも甘ったるいものには少し媚びがある。本当のクラシックは演奏していても聴いていても自分の方から共感をするのであって、曲の方からは擦り寄って来ないものだ。 クラシックのジャンルの曲全てがそうだと言うつもりはない。クラシックと呼ばれている曲にはこうしたものが多いということであって、ジャズなど他の音楽でもクラシックと言ってもいい曲も無い訳ではない。これが私のクラシックの定義だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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