カテゴリ:環境 エネルギー
九州電力が日本で最大級の太陽電池発電所を、廃止した石炭火力発電所の跡地に建設する。敷地面積は7万平方メートル、出力3000キロワット、稼働率は15パーセント(昼間晴れている時だけの発電)で年間予定発電量は315万キロワット時だ。 今、原発や大型火力の平均的な出力は100万キロワット。稼働率は80パーセント(定期検査で停まる)として年間予定発電量は7200万キロワット時だ。 太陽電池発電所で大型発電所並みの年間7200万キロワット時を発電するためには、敷地面積が7万平方メートルの23倍すなわち161万平方メートル必要となる。 これがどのくらいの広さかというと、東京都の墨田区の面積の約10分の1である。ちなみに原発1基分の敷地は太陽電池発電所の5分の1の30万平方メートルである。(中部電力浜岡発電所の例。たまたま浜岡発電所は5基で敷地面積は160万m²(東西1.5km、南北1km) 建設費用や耐用年数はどのくらいかわからないが、原発や火力のように燃料も必要としないし、メンテナンスコストも毎年そんなには掛からないはずだ。二酸化炭素も放射線も出さないが、敷地面積がやたらに必要なのが気に掛かる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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