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高さ5メートルもあるハナミズキの木が枯れてしまった。昨年は赤い花の木が、今年になって白い花の方も枯れてしまった。幹に傷をつけても緑色が出てこないのであきらめて切り倒す。雑木は杉などとちがってずっしりと重い。 根っこを掘り起こすのがまた一苦労。切り株から一メートル以上離れた周囲を掘っていくと、植えるときに根を保護していたテープがそのままで、細かい根がほとんどない。ようやく掘って地面に上げると太い根の間にびっしりと土が詰まっている。これを水を掛けながらシャベルでかき出すとようやく太い根が現れた。 逆さにすると最新のオブジェのようでもあり、縄文式土器のようでもあり、なんとも魅力的だ。人間も根っこのように長い間に余計なものが入りこみ、本来の立派な姿を隠してしまっているのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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