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熱電モジュールとは聞き慣れない言葉。半導体の板の片面を熱することにより電気が起きるが、その電気を出す半導体を熱電モジュールと呼んでいる。大阪産業大学ではガスを燃やして東芝製の熱電モジュールを熱し電気を起こして走る一人乗りの電気自動車を試作走行させた。 すでに人工衛星やセイコーの腕時計にはこの熱電モジュールは使われており現在もより良い素材開発が進んでいる。太陽熱を集めて1000度もの高温を作り出す研究は東京工業大学が既に成功しているが、これと熱電モジュールを組み合わせれば、炭酸ガスフリーの電源となる。 しかも、燃料代はタダで、稼動部分がほとんどないから安全でメンテナンス費用も掛からず、廃棄物処理の心配もない。資金があれば、自分でも今すぐに部品を買い集めてやってみたいような夢の電源だ。このような技術が出てくると今後が楽しみだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.03.26 23:25:44
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