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茶道家元の御点前は無駄のない流れるような動作で行われ見る人たちを魅了する。動作に心がこもっておりしかもすべてが理にかなっていることがその理由。もちろん出されたお茶もおいしい。 カウンター越しに見る寿司職人の手さばきも同じことで、やっている方も何も意識はしてないし見る方にもいろいろ考える暇もなく、ただ見とれるばかり。テレビで高速度カメラやエックス線の分析をして名人たちの技を分析しているが、それはあとでつけた理屈。 ただ見とれるだけで良いし、なによりも食べておいしければそれで良い。客の表情や食べっぷりを見ればよいことで、アンケートを取って客の意見を聞くなどというのは売る側と買う側の関係としてはまだ初歩の段階と言わなくてはならない。
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Last updated
2010.05.13 14:29:09
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