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音で発電する音力発電が注目されている。スピーカーを振動させることで音が出る原理を逆に利用した方法で、音や振動を受けて電気に変換する。原理は分かっていたのだが、日本の研究者による圧電素子の改良で効率がアップして実用化に進んだ。 高速道路や新幹線のトンネル内、ジェット機など大騒音源や振動源が電源に変わる。大勢の人が通行する通路、靴底に素子を張れば電気が発生する。少量の電気だがその場で消費すれば有効なことはソーラーパネルと電池を備えた道路標識と同じだ。 分散型電源は一つ一つが原発のような大容量でないため突然停止するリスクも分散される。音やソーラーなどですべてが賄える訳ではないことは言うまでもないが、これからは大容量の電源方式と少量の電源の棲み分けが進むと良い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.01 07:16:14
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