カテゴリ:カテゴリ未分類
老いも若きも分厚い本を読まなくなっている。活字離れと一言で片付けるむきもあるが、人々の時間感覚に変化が起きているのが原因だ。一つのことに集中出来るのはせいぜい15分。 これはテレビのCMが15分毎に入ることにより形成されたとの説がある。大学の授業でも学生は90分はおろか40分も耐えられない。インターネットでも長すぎる動画はいらいらするので最初から敬遠 される。 ネットはサーフィン、本はパラパラとめくり、チラチラと雑誌を眺める。本やインターネットの内容はますます簡略化されほんのさわりだけのものになる。こんな調子だから図書館で大作を借りてきてじっくり読もうとしても、少しも進まずすぐに返却日が来てしまうことになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.15 09:16:53
コメント(0) | コメントを書く |