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嗤うと書いて「わらう」と読む。笑い方には爆笑、苦笑、失笑、冷笑、照れ笑い、微笑、愛想笑いなど色々あるが、嗤うはあざけりの意味が含まれる。人からわらわれるというときはこの字を使う。 明治時代のある実業家は他人から法を犯したり、人を騙して金儲けをしたりしないかと聞かれると「万一、私がそんなことをしたらどうぞ嗤って下さい」と返答した。 良心に恥じるようなことをして、他人に後ろ指を刺されるようなことになったら、家の名を汚す一番の屈辱であり、それはどんな刑罰よりも辛いことで生きていく資格がないと本気で考えていた。世の中は進歩したようだが、嗤われたくないと考える政治家や実業家は減っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.30 07:44:35
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