誰かが言わなきゃならない

2010/08/07(土)06:06

後追いマスコミ

   事件や事故が起きる前に警鐘を鳴らすのがマスコミであるはずだが、事が起きてから騒ぎまくるのが今のマスコミ。何かあった場合、同様の事象が他で起きていないか、対策を取るのを水平展開というがこれさえ満足に出来ていない。結果として各社同じ内容の報道になる。 報道の内容でなくどのようにおもしろおかしく書くかの競争になっている。死後何十年も年金を受給していた事件発覚後、百歳以上で所在の不明な人が数十人もいることが緊急調査で判明し盛んに報じられているが、これも後追い報道の典型だ。 テレビのニュースショーで新聞記事の一部を映して読み上げるというプライドをかなぐり捨てたやり方が横行するようになったが、自分で問題を発掘するマインドを失ったマスコミではなく単にマネコミでしかない。

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