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何十年か前、はじめてアメリカに行ったときのこと。乗り継ぎのためにシカゴの空港に到着。イミグレーションの列に並んだ。ここでアメリカ人以外の列に並んだが、照明が暗く警備員がみな拳銃を腰に下げていていかにもギャングでも出てきそうな雰囲気。 乗り継ぎ用の通路も暗く、天井には原色のネオンがついていて夜の遊園地のようだ。空港のトイレのドアは上下が大きく開いていて使用中かどうかが直接わかる。 翌日朝についた地方都市の空港はがらんとして人気がなく、空は抜けるように青く陽が燦燦と輝いていた。道路は広くどこまでもまっすぐ。運転手は陽気そのものだった。いまのアメリカ社会の明暗は第一印象と変わっていない。
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Last updated
2010.08.20 20:42:39
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