誰かが言わなきゃならない

　これから２５年もすると地方の人口が半減する。今でもその傾向があるが、若い人は東京などの大都会に移り住むようになる。高齢者もそれぞれ近くの都市に移り住まなければ医療や介護はもちろん、生活そのものが出来なくなる。

　ふつうの地方の市町村が山奥の限界集落のようになっていく。変化は徐々に起きて、気がついたときには日本中に点のように人の住む都市があって他は原野のような状態になる。その頃になれば大都市でも今の人口を維持出来るかどうか。

　地方では相続対策でアパートがどんどん造られているが、１０年後空部屋だらけになる。高度成長を経験した世代には想像すら出来ないことだ。来年のブログは「２０３５年」をメインテーマに展開したいと考えている。