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年末から元旦にかけてジャレット・ダイヤモンドの「銃・病原菌・鉄」上下を読破した。10年前に書かれさまざまな賞を受けた大作。何故ヨーロッパや合衆国が世界の富と権力を独占したかの遠因を謎解きしたもの。 インカやインディアン、人類発祥の地アフリカ、中国が何故遅れをとって征服されてしまったのか。その原因は題名の通りで、それを持ちえた遠因まで突き止める。 こんな壮大なテーマを思いつきそれに挑戦する著者は日本ではなかなか現れない。歴史をさまざまな分野の知識を動員して科学的に解明していく試みはこれからも盛んになる。目の前で起きている日本の衰退もその遠因をしっかり捉えなくては対策はおぼつかない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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