2012/07/02(月)00:54
ハッピナナ、水草講習会2回目
今日は、写真無しで昨日受講したハッピーナナの渡邊氏による講習の内容を書きますね。
アクアリスト以外の方だと、少し辛い内容かも・・・・
まず、珍しくハッピーナナ裏の発泡スチロールに植えている草からスタート。
ハッピーナナでは、越冬できる水草を裏の駐車場に植えています。
基本的には日本以北(南米等)の草は越冬も出来、水上葉もでます。
越冬できるメジャーな草は
・ルドヴィジア・ルブラ・リシア・ヘアーグラス・グロッソスティグマ
です。
逆に越冬出来ないメジャーな草は
・アヌビアス類・クリプト類
です。
要は、元々その草が原産の気候次第ですね。
ただ、注意しなくてはいけないのは、やはり外来種の草ですから、日本固有種と血が混じります。(草の場合でも血?)
例えば日本でも自生しているルドヴィジア・オバリス。近くに別種のルドヴィジアが有ると混種が出来ます。
よく、水草の名前で○○sp.って書いてあるとなにか特別な草に思えますが、要は混合種です。
で、今日の本題は、夏の乗り切り方です。
エビ飼いには深刻ですが、水草にも辛い季節です。
まずは基本ですが、ガラス蓋を外す。ファンを回す。これは実践している人が多いのではないでしょうか。
あと、照明時間は夜にシフト。これは熱対策でもあります。実際自分の水草&ビー水槽は9時~5時の8時間点灯です。
これは昨日から、夜7時から12時の5時間点灯に切り替えました。
なぜなら、昼間水槽の前で本が読める程度の明るさが有る場合、夜間照明を約20%減らした方が良いとの事。真っ暗な時間が少ないリビング水槽だと、実に理にかなったやりかただと思います。
あと、masamari73さんが苦労されている”赤”出し。
これは、やはり水温の関係もあります。あまり温度が上がると新陳代謝が上がり、赤より緑が強くなるようです。だいたい3℃で約2倍の代謝量が違うそうです。
(これは葉を小さく、密につけたい時も同じことが言えます。)
また、黒猫ONEさんの水面まで伸ばして赤だしをするというのは正解です。光の量の問題もありますが、実は同水槽内だと水面がPH低く、赤が出やすいようです。
PHを改善せず、かつ、有る程度深い水槽だと、せっかく赤が出ても差し戻すと緑が勝ってくるようです。
添加剤も有りですが、環境の整備が一番効く様です。
また、望ましいのは軟水。弱酸で軟水という点では石組みは赤だしには良くない様です。
その他、実は水が高止まりならそれでも良いそうです。問題は一日の水温の変化。これが大きいとやはり水草のコンディションが大きくおちるそうです。
・・・・・で、これだけの講習(もちろん質疑応答ガンガン)して、無料。
(これ、2週に一度やっています。一度でも現金で買いものをして、会員証をつくれば誰でも受講できます。受講内容は、その時々に合わせたネタを渡邊氏が考えます。)
ハッピーナナさん、経営は大丈夫か!!
(多少高くても、水草用品はハッピーナナで買いたいと思っています。)
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