もう怖くない『迷わない新NISA投資術』
「2024年から新NISAがはじまるよ」って言われてもそもそもNISAもやってないし、難しそう。。。今NISAはやっているけど、新NISAはどう変わるの?そんな疑問や不安を払しょくできる一冊『迷わない新NISA投資術』 菱田 雅生、大口 克人 著現行NISAと新NISAの説明やおすすめの証券会社・投資信託商品ライフステージごとのモデルポートフォリオなんかも載っているのでこれから始める人にも優しい内容です。日経マネーと正直FPが考え抜いた! 迷わない新NISA投資術 [ 菱田 雅生 ]価格:1,540円(税込、送料無料) (2023/9/17時点)楽天で購入そんな本書を読んでみたら、なかなか勉強になってのでメモを残します。まずは、■現行のNISAのおさらい本書では現行NISAについても詳しく書かれていますが、個人的には現行NISAにあまり興味がなかったので簡単に現行NISAは3種類・一般NISA・積立NISA・ジュニアNISA一般NISAか積立NISAのどちらか一方選択します。ジュニアNISAは18歳未満向けで2023年で制度自体が終了します。対して新NISAはこんな感じ■新NISA種類は、積立投資枠と成長投資枠。それぞれ併用可能なので、1つに集約されて枠が2つになったイメージです。メリットとしては以下の2点・非課税枠が大幅に増えた・非課税期間が無期限になった「生涯枠」とは新NISAでは「生涯枠」という考え方が追加されています。一人の人が新NISAで保持できる投資金額の上限で、最大1,800万円まで商品を購入・保持することができます。商品を売却した場合、売却した分の生涯枠が復活するので、1,800万円の商品を持っている場合、400万円の商品を売却すると翌年から生涯枠が1,400万になり、差額の400万円分の購入が可能となります。(実際には年間の購入上限が360万ですが)■現行NISAをしている場合現在、NISAで購入している商品は現行NISAの非課税期間は非課税となり、期間が過ぎた時点で課税対象となります。現行NISAから新NISAへのロールオーバ(転換)はできないので、商品を新NISAに移行するには、一度、現金化してから新NISAの枠で再購入する必要があります。本書をしっかり読めば、新NISAを不安なく始められそうです。※本記事は、投資を推奨するものはありません。 NISAは、あくまで投資なのでリスクがあります。 そのことを踏まえ、自己責任でお願いします。歳月楽苦堂