tosikoの徒然日記

2013/07/11(木)00:41

「メサイア」本番指揮者練習

コーラス(435)

7月6日(土)夜はこの日3つ目のコーラスの練習。「メサイア」の本番の指揮者の練習でした。 少し遅れて来られると言う事で、K先生の指導で復習を。15分くらいして、O先生登場。今回「メサイア」の公演は3回目。お久しぶりの人が大半ですが、私は始めてです。どんな指導をなさるのかワクワクドキドキです。思ってたより若い! 4番から。いきなり通しました。今回初の割に良かったみたいです。まず言われたのが、各自で3拍子の三角形を意識して歌う事。その3角形も全部同じじゃ無く、大きかったり小さかったりあっちで振ったりこっちで振ったり変化を付けて。そして、ところどころに出て来る4小節で1かたまりのヘニオラ。大きな3拍子で捉える事。日本語と大きく違うところ。Lの発音。舌を上顎に付けて、少し溜めて発音するように。言葉の発音で歌う事。😢最後のAdagioは、入る前に体をちゃんと作っておく事。伸ばす音は真っ直ぐに届けるように。 7番。1つのフレーズは最後まで同じ音色で。言葉の最初の音をハッキリと、音節は区切る。purifyはただ清いだけじゃ無く、痛みを伴って焼き清める事。はぁ〜、そうなんだぁ〜。ソプラノに対して下3声が半拍遅れて入るところは、その半拍をしっかり感じて。 8番。O thou that tellest のtellest のtは固めに。say は緊張感を持って少し小さく。30小節のアルトのドは体の通り道を開けて遠くに届けるように。他のパートはアルトの音を聞きながら、アルトの音を立てるように。最後のthee.は落ちないように上に切る。 11番。どのパートにも出て来るメリスマは嬉しさの極まり。歓喜を表すように。メリスマを4つに分けて、ブレスはそこでするように。そして、この曲もLの発音に気を付けて。付点8部音符と16部音符のリズムは3:1の割り合いで。決して3連符にならないように。Wonderful Counsellor の拍頭は、緩めた膝が伸びるように。固くならない。大文字表記のGod,Ever,Princeは強くアクセントを付けて。特にPrinceは一番のクライマックスをここに持って来る事。 39番。Hallelujahのjahは神様なので、日本語のヤでは無く前に小さくイを入れてィヤと。投げない。1回通して、この日の練習は終わりました。 どんどん曲を作って行くのはさすがです。とてもユニークな語り口で引き込まれて行きます。これがプロの指揮者なんだ。なんて妙な感心をしながら、盗めるものは無いかと練習に没頭してました。 2回目3回目の人は思い出しつつ、もう一つ上の何かをつかんで行く事。始めての人は、とにかく楽しめるように音を身体を入れる事。 なるほどなぁ〜って言う事がいっぱいの充実した練習でした。 次回は15番と18番です。予習していかないと(ー ー;)

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