とうがん りょう333さんの日記より

冬瓜をだし汁で煮込んで、ムキエビは、ゆでで、お酒とショウガ汁で
下味つけて、枝豆をゆでで、鞘から出して・・・

冬瓜が柔らかくなってきたら、エビと枝豆を入れて・・・
砂糖、薄口醤油を入れ、くずでとろみをつけて出来上がり。簡単です。

くずがなければ、片栗粉でとろみをつけてもいいですね。
冷めても、美味しい。

「冬」という名がつきますが、夏野菜の冬瓜(とうがん)。
保存に適し、まるごと冷暗所に置いておけば、冬まで貯蔵できることに由来しています。
キュウリと同じウリ科の植物で、さわやかな味わいが特徴的です。水分が豊富で、体熱を下げる効果もあります。


夏バテした身体にうれしい食材
 
冬瓜の96%は水分。そのため、昔からむくみをとったり、熱を下げる効果があります。
ミネラルは少量ですが、ビタミンCが豊富で100g中に41mg含み、一度に食べる量が多いので、
ビタミンCの効果が期待できます。ビタミンCは肌のしみを薄くする効果があるだけでなく、
身体の免疫力を高めてくれますので、夏バテした身体にもうれしい食材です。
選ぶときには、粉が均一についていて、皮にしわがなくずっしりと重いものを選ぶといいでしょう。
形は丸いものとだ円のものがありますが、味に変わりはありません。


薬膳や漢方で重宝されている冬瓜

冬瓜はウリ科の野菜で、かんぴょうの原料になるユウガオ、奈良漬けにするシロウリ、ニガウリなどが仲間です。
原産地はジャワといわれ、中国では古代より栽培されていました。
日本には中国から朝鮮半島を経て、4世紀頃に伝えられ、古くから食用とされてきました。

今では、熱帯アジア、中国、日本だけでなく、アフリカ、アメリカなどで広く栽培されています。
 昔は夏に収穫し、風通しのいい場所につるして、春先まで保存していました。
しかし、現在は沖縄から冬場に出荷されるようになり、1年中、市場に出回るようになっています。

 最近、低カロリーのダイエット食材としても注目されていますが、昔から利尿効果があることが知られていて、民間薬として使われていました。

また、果実の中にある種はリノール酸を含み、漢方薬に配合されて、利尿薬、消炎剤、緩下剤として利用されます。
種を乾燥させて空煎りし、お酒のつまみにすれば効果的な健康食にもなります。


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