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カテゴリ:ニュースの「?」
韓国のお役人さんが最近ボヤいているそうな。
「ワシントンも、北京も、東京も、最近は優しくなくなった。」と。 わかる、わかる、よくわかる! 朴大統領の戦略が少しずつ破綻しているようだ。 彼女の戦略はこうだ。 「アメリカと中国という大国を操りながら、日本を叩く。」 実に巧妙な戦略で、少し前まで韓国国民の大喝采を浴びていた。 まるで、世界は韓国を中心に回っていると思われたことだろう。 中国とは領土問題と歴史認識で連携して蜜月関係を演出し、 アメリカとは米韓同盟の陰で日本を告げ口して、叱ってもらう。 日本はにっちもさっちも行かなくなる、はずであった。 しかしこの戦略が、 アメリカが日本の集団的自衛権の行使を指示したあたりから破綻し始めた。 それも、朴大統領がヘーゲル米国防長官に告げ口した三日後に、 集団的自衛権行使の指示を表明されてしまい、完全に無視された格好になってしまった。 中国の圧力に対して日本は白旗を挙げるどころか、 中国をターゲットにした防衛力整備に舵を切った。 さらに、中国によって、韓国が管轄を主張する区域を含めて突然防空識別圏の設定された。 中国と「協議によって解決できない問題はない」と暗に譲歩を打診したものの、 出てきた答えは非情にも「ゼロ回答」。 ついには、アメリカから、「中国の側に賭けるようなことはするな!」と、 釘をさされる始末。 そこへもってきて、今回の北朝鮮の恐怖政治による大粛正だ。 この粛正は国内が完全に掌握されていない証左である。 うまくいかなければ、北朝鮮は引き締めのために冒険主義に陥る可能性がある。 太った刈り上げニイチャンが南朝鮮に対して武力行使を選択するかも知れないのだ。 そもそも、粛正されたナンバーツーは、中国とのパイプ役を務めた人物で、 中国からすれば、今回の粛正で大いに面子を失うこととなった。 つまり、中国が北朝鮮を全くコントロールできないことが明らかとなった。 これらのことは、韓国が直接相手とは交渉しないで、 力の大きなところにすり寄って自らの利益を確保しようとしたことが、 ことごとく裏目に出てしまったことを意味する。 さらに、中国と組んで日本を叩いていることが、 国際社会からは「韓国は中国のような国なのか?」と見られる始末だ。 二股外交はどの時代のどんな国でもいずれは破綻するものだ。 アメリカからも、中国からも「どっちに付くんだ!?」 と踏み絵を出される状況に陥ってしまった。 もちろん、日本に対しては反日の旗を降ろすわけにはいかない。 国民に大喝采を浴びた政策を引っ込めることは不可能だ。 そう、今や韓国の状況は、 アメリカ、中国、日本、北朝鮮と、文字通り『四面楚歌』である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.19 21:40:50
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