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テーマ:読書
カテゴリ:読書
あなたは、こんな経験をしたことはありませんか? 面接で「あなたの強みを教えてください」と聞かれた瞬間、頭が真っ白になってフリーズしてしまった。 会議で急に意見を求められて、焦って話し始めたら自分でも何を言っているのか分からなくなった。 パートナーと喧嘩して、伝えたいことがうまく言葉にできなくて、ただ無言になってしまった。 ……あーもう、思い出しただけで恥ずかしくなりますよね。言いたいことは頭のなかにちゃんとあるのに、それが言葉として出てこない。後から「あの時こう言えばよかった」と悶々と自己嫌悪に陥る。 でも、安心してください。その苦しみ、あなただけじゃないんです。 今回は、電通のトップコピーライター・荒木俊哉さんの著書『こうやって頭のなかを言語化する。』の内容をもとに、1日たった3分でできる"言語化力爆上がり"のトレーニング法を徹底的に解説していきます。 なぜ、ほとんどの人は言語化が苦手なのか?まず大前提として確認しておきたいのが、「言語化が苦手なのは、あなたのせいじゃない」 ということ。 考えてみてください。私たちは小学校で国語を習いました。でも「言語化の授業」なんて受けていませんよね。会社に入ってもマナー研修はあっても「言語化力研修」なんてものは存在しない。 つまり、ほとんどの人が正しい方法を知らないまま、ここまで来てしまっているんです。 あなたの周りに話すのがやたら上手な先輩がいたとしたら、それは奇跡的な幸運。普通は誰からも教わることなく社会に放り出されて、1度や2度みんな失敗する。それが現実なんです。 でも、です。 言語化力は「才能」じゃない。正しい方法を知って、コツコツ練習すれば誰でも身につけられるスキルなんです。しかも、その方法は1日わずか3分でできる超シンプルなトレーニング。これなら忙しい人でも続けられます。 自分の考えを言葉にできるって、本当に人生が変わる話なんですよ。 言語化力が高い人の「意外すぎる共通点」ここで一度、質問をさせてください。 「言語化力が高い人ってどんな力を持っていると思いますか?」 おそらく多くの方が「うまく話す力」「分かりやすく伝える力」「文章がうまい力」といったことを思い浮かべると思います。 でも、実はこれ、ちょっと違うんです。 言語化力の本当の鍵。それは……**「聞く力」**にあります。 「え、聞く力?相手の話を聞くってこと?」と思った方、もう少し待ってください。もちろんそれも大切なんですが、もっと重要なことがあります。 それは、**「自分の話を聞く力」**です。 「いや、自分の話を聞くなんて余裕でしょ」と思った方、正直に手を挙げてほしいのですが……実はここがめちゃくちゃ難しいんです。 たとえば、こういう経験ありませんか?
この「なんとなく」を、ちゃんと言葉にできる人って、実はほとんどいないんですよ。 なぜか。私たちは忙しい毎日に流されてしまっていて、立ち止まって自分の心と向き合う時間をほとんど持てていないからです。だからいざ「なぜそう感じたの?」と聞かれても、「うん、なんかよく分からないけど…」と言葉に詰まってしまう。こうなると、自分でも自分の本心が分からなくなっていく悪循環に陥ります。 言語化力が高い人というのは、ただ話がうまいわけじゃない。自分の心の声にしっかり耳を傾けて、それを言葉にできる人なんです。 1日3分でできる!「言語化ノート術」3ステップではここから、いよいよ実践編です。 自分の心の声をキャッチして言語化できるようになるための方法——その名も**「言語化ノート術」**。1日たった3分でできるのに、効果は抜群。著者の荒木さんも「これをやり始めてから自分の言語化が明らかに上手くなった」と実感しているほどです。 やり方はたったの3ステップ。 ステップ1「ためる」——心が動いた瞬間をメモするまず最初にやることは、心が何気なく動いた瞬間に、サッとメモをすること。 ポイントは「出来事+感じたこと」をセットで書くこと。 例えばこんな感じです。
これくらいシンプルで全然OK。難しく考えなくていい。とにかく貯めていくことが大事です。 日常のなかで「あ、なんかうれしいな」「なんかちょっとモヤるな」と感じた瞬間を、逃さずメモしていく習慣を作りましょう。 ステップ2「きく」——自分に「なぜか?」と問いかける貯めたメモを元に、自分への問いを立てます。 やり方はとても簡単。メモの最後に**「のはなぜか?」**を足すだけ。
これで問いが完成です。 次に、ノートとペンを用意して、見開きページの左上にその問いを書く。そして3分間、頭に浮かんだ言葉を5つ以上書き出してみましょう。 例えばこんな感じで書き出していきます。
ここで大事なのは「うまく書こう」と考えないこと。頭に浮かんだものをそのままアウトプットするのがコツです。評価しなくていい、判断しなくていい、ただ出す。それだけ。 ステップ3「まとめる」——共通するテーマを1行の結論に書き出した言葉を眺めながら、同じような意味のワードを丸で囲みます。 先ほどの例でいうと「褒められる」「認められる」「評価される」——これらは全部、**「他者から認めてもらいたいという欲求」**につながっていますよね。 この共通テーマを見つけたら、今の自分にしっくりくる1行の結論にまとめます。
そして、その1行をノートの右上にドーンと大きく書いておく。 やることはこれだけ!めちゃくちゃシンプルですよね。 この「ためる→きく→まとめる」の3ステップを続けることで、自分の感情や思考がどんどんクリアになっていきます。さらに慣れてくると、ノートを開かなくても日常のなかで瞬時に「今なんで自分はこう感じたんだろう?」と考えて言語化できるようになっていくんです。 「聞き上手」が最強の言語化力になる理由言語化ノート術の話をしてきましたが、実はもう1つ、言語化力を高める上でとても重要なスキルがあります。 それが「相手の話を引き出す力」です。 言語化が上手な人は、ただ話すのがうまいわけじゃない。相手の話を引き出す力もめちゃくちゃ高いんです。しかも、言語化ノート術を習慣化していくと、この力も自然と身につくようになります。 ここで一つ例を挙げてみましょう。 たとえばあなたが誰かにこんな質問をされたとします。
……どうですか?「まあまあかな」「特に何も感じないな」みたいな、あまり盛り上がらない返事になりそうですよね。 なぜかというと、人は抽象的な思いや意見をいきなり聞かれても答えにくいからです。特に深く考えたことがないテーマについて急に聞かれると、なおさら答えられない。 ではこう聞き方を変えてみます。
これなら「名刺交換の時です」「電話に出た時です」のように、具体的なシーンがすぐ浮かびますよね。 さらにこう続けます。
すると「実は会社名が言いにくくて一発で伝わらないんだよね」とか「親戚業だからちょっと誇らしい気持ちになります」みたいな、とてもリアルで解像度の高い答えが返ってきます。 ここで気づいた方、鋭い!これ、ステップ1の「出来事+感じたこと」と同じ構造なんです。 つまり相手の話を引き出したいなら、いきなり「あなたはどう思いますか?」と抽象的なことを聞くのではなく、まず具体的な出来事を聞いてから、感じたことを聞く。この順番を守るだけで、相手はびっくりするほど話しやすくなります。 具体的な実践例を挙げると…
こうやって出来事を聞いてから感じたことを聞く。たったこれだけで、会話の深みが全く違ってきます。 しかも相手からすると「この人と話すとめちゃくちゃ話しやすい。自分の考えが整理できる。」という感覚になるんですよ。 つまり、話が上手じゃなくても聞き上手になることで、自然と周りから一目置かれる存在になれる。これが言語化力の本質なんです。 まとめ:今日から始める3つのことさて、ここまでの内容を整理しましょう。 ① 言語化力の本当の鍵は「自分の話を聞く力」 うまく話すことより、自分の心の声にちゃんと耳を傾けることが先決。 ② 1日3分「言語化ノート術」を実践する 「ためる(出来事+感じたことメモ)」→「きく(なぜか?と問いかけ5つ以上書き出す)」→「まとめる(共通テーマを1行の結論に)」の3ステップ。 ③ 相手との会話は「出来事→感じたこと」の順で聞く 抽象的な質問より具体的な出来事から入ることで、相手がぐっと話しやすくなる。 最後に一言。 1日3分というのは、正直めちゃくちゃ短いです。「ほんとにこれで変わるの?」と思う気持ちもよく分かります。でもこのノート術の凄みは、続けることで言語化が「習慣」になること。気づいたときには、日常のあらゆる場面で自然と言葉が出てくるようになっています。 まずは今日、心が動いた瞬間を一つメモするところから始めてみてください。それだけで、あなたの言語化力は確実に動き出します。 今回紹介した内容は荒木俊哉さんの著書『こうやって頭のなかを言語化する。』のほんの一部です。さらに深く学びたい方はぜひ手に取ってみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026年03月05日 05時16分49秒
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