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こんにちは、ブロガーのとっしぃです!ゴールデンウィークを前に、ふと考えてみませんか?「この休みをどう過ごせば最高に充実するだろう?」と。 最近、こんな悩みを抱えていませんか?
もし少しでも「あ、それ私だ…」と思ったなら、この記事はあなたの人生を変えるきっかけになるかもしれません。 日本は"疲労大国"になっている驚くべきことに、日本では8割以上の人が「疲れが取れない」と感じているそうです。10人中8人というこの数字、かなり深刻だと思いませんか? 本来、疲れたら休むのは当たり前のことなのに、現代社会ではそれがなかなかできません。「疲れているから今日は休みます」なんて会社で言おうものなら、「みんな疲れてるんだよ」と一蹴されてしまう始末。 これってもう、おかしいですよね?命がもったいない! トップアスリートは最高のパフォーマンスを出すために休養を徹底的に大切にしています。私たちビジネスパーソンも同じく、「ちゃんと休む」ということを真剣に考えるべき時なのです。 今回は「休養学:あなたを疲れから救う」という本の内容をもとに、科学的に正しい休養の方法をご紹介します。無理に気合いや栄養ドリンクで乗り切るのではなく、現代人に必要な「攻めの休養」について学んでいきましょう! この記事では主に以下の3つを解説します:
それでは、最高の休み方をマスターして、充実したゴールデンウィークを迎える準備をしていきましょう! あなたは気づいていない?疲労度チェックリスト「普通かな」「ちょっと疲れてるけど大丈夫」と思っていても、実は想像以上に体が悲鳴を上げているかもしれません。 フィットネス疲労理論から学ぶスポーツ界で知られる「フィットネス疲労理論」は、実はビジネスパーソンにもピッタリ当てはまります。この理論を簡単に説明すると: 体力 - 疲労 = パフォーマンス 例えば、朝の時点で体力が100あるとして、仕事で20くらいの疲労が溜まると、その日のパフォーマンスは残り80になります。つまり、疲れが溜まれば溜まるほど、仕事の質も落ちていくということです。 ここで厄介なのが「マスキング」と呼ばれる現象です。これは一時的に疲労感を忘れて無理をしてしまう人間の機能のこと。「これをやり遂げればボーナスが出る」「ここで頑張らないとチームに迷惑がかかる」といった外的な動機や責任感があると、不思議と疲れていても頑張れてしまうんですよね。 でも、これは怪我をしているのに痛み止めを飲んで全力疾走するようなもの。その場はなんとかなっても、確実にダメージは蓄積されていきます。 あなたの疲労度をチェックしてみよう今から15個の項目を挙げるので、いくつ当てはまるか数えてみてください:
判定結果:
毎日満員電車に揺られて8時間以上働き、帰宅後も家事や育児に追われる生活。実はこれ、アスリートと変わらないくらいの負荷が毎日かかっている状態なんです。でも、アスリートと違って「そろそろ休みなさい」と言ってくれるトレーナーはいません。 だからこそ、自分で自分をケアする意識が大切なんです。無理しすぎて倒れてからでは遅いので、この機会に一度立ち止まって、自分の体と向き合ってみましょう。 最高の休養の取り方〜7つのタイプを知ろうさて、具体的にどうやって休めばいいのでしょうか? 実は、休養にも種類があるんです。「休養学」では、回復効果を高めるために7つのタイプに分類されています: 1. 転換タイプ環境を変えることで疲れをリセットする休み方です。例えば:
「もう限界だ...」と思った時に無性に旅に出たくなる人、いませんか?まさにそれが転換タイプの典型です。 2. 造形・想像タイプ創作活動を通じて疲労から一時的に意識をそらす休養法です。例えば:
想像力は立派な「エネルギー回復装置」なんですよ。 3. 娯楽タイプ気分転換を目的とした楽しみ方です:
疲れた時こそ、自分の好きなことに没頭することが大事です。 4. 親交タイプ人との関わりからエネルギーをもらう休養です:
疲れた時ほど人に会いたくなる人は、まさにこのタイプ。知らない人とのちょっとした挨拶や雑談でも効果があると言われています。 5. 栄養タイプ胃腸を休ませる系の休養です。栄養あるものを食べるのも大事ですが、実は「食べすぎない」ことが超重要。胃が疲れていると、それだけで体全体が重くなります。時には湯船でほっこり温めるのも大事です。 6. 運動タイプ「え?運動って疲れるじゃん」と思うかもしれませんが、実は軽い運動をすることでリンパの流れが良くなり、老廃物が流れて疲れの抜けが早くなります。ウォーキング、ヨガ、ストレッチなどが理想的です。 7. 休息タイプいわゆる「寝る・休憩する」という休養です。ソファでゴロゴロするのも、机で仮眠を取るのも立派な休み方。ただし、「あ~疲れた、限界…」という流れで休むのではなく、「今は回復の時間だ」と意識して決めて休む方が効果が高くなります。 これらの休養は一つずつでも効果がありますが、組み合わせるとさらに効果が2倍、3倍と高まっていきます。例えば、スポーツクラブで運動しながら、そこで人と話して、終わった後に外食する…これだけで3つの休養を一気に取り入れていることになります。 1日で全部やる必要はありません。週単位で少しずつ取り入れていけばOKです。あなたが一番向いていると思うものを選んで、このゴールデンウィークに意識して休んでみてください。 最も大事なこと:主体的に休む最も大事なことは、自分から主体的に休むということ。疲れて倒れる前に「あ、今は栄養タイプが必要かも」「ちょっと親交タイプが不足してるかも」と意識して、自分のために選んで休むこと。これがまさに「攻めの休養」になるんです。 7つのタイプの中から、自分が今一番気持ちよくなれる休養方法を見つけてみてください。それがあなたのパフォーマンスを結果的に最大化する鍵になります。 新しい休み方〜仕事に合わせて休むのはもうやめようあなたは普段、休みをどんな風にスケジュールに組み込んでいますか?
多くの人がこんな感じで、仕事に合わせて休みを取るという考え方をしていると思います。でも、これって冷静に考えるとおかしいですよね。休む頃にはもう疲れきっているんです。ヘトヘトの状態で休んでも、1日2日じゃ全然回復しません。これは完全に「消耗してからの後追い休養」になってしまっています。 先に休みを確保する方法試してほしいのが「先に休みを確保する」という方法です。実はこれ、ドイツでは当たり前に行われている方法なんです。年の初めに「この1年、いつ長期休暇を取るか」をチーム全体で話し合って、まずカレンダーに休みを書き込むことからスタートします。 日本ではそういう休みもその時の状況によって保留されがちですが、ここでのポイントは「休みに合わせて仕事を整えておく」という考え方。この発想を持てるようになると、自分の時間を主体的にコントロールできるようになります。 繁忙期の前に休むさらに著者が勧めているのが「繁忙期の前に休む」という方法です。「え?仕事が忙しくなる前に休むの?」と思うかもしれませんが、これにはちゃんと理由があります。 例えば、明日は子供と一日公園で遊ぶ+買い出しもしなきゃ…という日があったら、前日に早く寝ようと思いますよね。つまり、体力を使う日がわかっていたら、その前にちゃんと備えるものなのです。 それと全く同じで、仕事が忙しくなる前に休んでおくことで、心身のコンディションを整えて最高のパフォーマンスでピークに突入できるようにしておくんです。これはただの「ご褒美休み」ではなく、「戦略的な休み」なんです。 例えば:
そうやって予定されている「戦い」に向けて、こちらも準備する。まさにアスリートのように、万全なコンディションで試合に臨めるようにするというイメージで働くんです。 この考え方の一番いいところは、気持ちに余裕が生まれること。「あの時ちゃんと休んだから大丈夫」そう思えるだけで、不思議とエネルギーが湧いてくるんですよね。 これからは「仕事が落ち着いたら休もう」ではなく、「仕事が忙しくなる前にまとまった休みを取ろう」。この視点を取り入れてみてください。あなたの働き方も人生の質も、これで大きく変わっていくはずです。 休む権利は、あなたのもの海外の文化では、年に1ヶ月程度のバカンスを取るのが当たり前の国もあります。一方、日本では有給休暇すら取りづらい環境がまだまだ多いのが現状です。 特に上司が休まない人だと気を使ってしまいますよね。でも、有給を取るのは労働基準法で定められているあなたの権利です。それを違反したら、会社側が悪いのです。 あなたの一つしかない大切な体を、あなた自身で守ってあげてください。「働かない勇気」、これを持つようにしましょう。 まとめ:真の休養で人生の質を高めよう今回は「休養学」から学んだ、科学的に正しい休み方についてご紹介しました。
これらを実践することで、単に「疲れを取る」だけでなく、パフォーマンスの向上や人生の質の向上にもつながります。 疲労大国日本で生き抜くには、攻めの休養が必要不可欠。ぜひこのゴールデンウィークから、新しい休み方を試してみてください。あなたの体と心が喜ぶはずです! 最後に、あなたはどの休養タイプが一番心地よいですか?私は個人的に「造形・想像タイプ」と「親交タイプ」の組み合わせが好きです。ブログを書きながら、時々友人とおしゃべりするのが最高の休養になっています。 みなさんも、自分だけの「攻めの休養」を見つけて、充実した毎日を送りましょう! それではまた次回の記事でお会いしましょう。とっしぃでした! ※この記事は「休養学:あなたを疲れから救う」の内容をもとに作成しています。より詳しく知りたい方は、ぜひ原著をお読みください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年04月28日 05時50分45秒
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