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読書家とっしぃのうさぎ跳びマインドブログ

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2025年05月16日
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テーマ:読書(9375)
カテゴリ:カテゴリ未分類

こんにちは、とっしぃです。
みなさん、お金についてどんなイメージを持っていますか?「貯金が大事」「節約しなきゃ」「お金は苦労して稼ぐもの」...そんな風に考えていませんか?

今日は、中野久さんの著書『お金と銭』を紹介します。この本を読めば、お金の不安が消えて、自然とお金が寄ってくる方法がわかるんです。世の中には貯金や節約のテクニック本が溢れていますが、この本は違います。もっと根本的な部分、お金との向き合い方そのものを教えてくれる人生の指南書なんです。

銭っこが寝ていても増えるようになりたい人は、今すぐこの本をポチるべき!それでは、早速この本から学べる3つのポイントを見ていきましょう。

1. お金と銭の違いを理解すれば自然とお金が巡ってくる

え?お金と銭って同じ意味じゃないの?と思いますよね。でも著者の中野さんはこの2つを明確に使い分けていて、その違いがものすごく重要なんです。ここからは耳をしっかり傾けてください。

まず「銭」というのは、自分のためだけに使うお金のことです。要は自分の欲望や物欲を満たすためだけに使われるお金のこと。美味しいものを食べよう、高級旅館に泊まろう、ブランド品買っちゃおう...こういった使い方です。

一方「お金」とは、他人のため、社会のために使うお金のこと。例えば、寄付をしたり、誰かを応援するために使ったり、未来につながる投資をしたりすることを指します。

著者の中野さんによると、そもそも「稼ぐ」という行為自体が実は「不徳を積んでいる」と言います。え、頑張って働くことが不徳なの?と思いますよね。

もちろん全ての稼ぎ方が悪いわけではありませんが、ビジネスの世界では人の欲や恐れを刺激することが前提になっていることが多いんです。例えば、大量生産で自然を破壊したり、物を売るためにちょっとした誇張や嘘をついたりするサービスや会社が世の中にはたくさんあります。そうして得るのが「銭」の正体というわけです。

そしてさらに、この「銭」を自分の欲望のためだけに使うと「不徳のスパイラル」にはまってしまうと著者は警告しています。マネー系Youtuberがたくさん稼いだお金をキャバクラなどで浪費して資産を失くすみたいな話をよく聞きますが、あれはまさに不徳を積んでいる例なのでしょう。

実は「貯金」も良くないと本書では書かれています。貯金すると不安や欲望が膨らんで自分自身を苦しめてしまう可能性があるというのです。「もっと稼がなきゃ」「もっと手に入れたい」こうやってどんどん自分で自分を追い詰めていき、結果、幸せになりにくくなってしまうんですね。

でも逆に「お金」は社会や人のために使えば使うほど、なぜかその人のところにはもっとお金やご縁が巡ってくると言います。

例えば、世界的スーパースターの大谷翔平選手は、めちゃくちゃいいお金の使い方をしています。2023年には全国の約3000校の高校にそれぞれ2個ずつ、合計約6000個のグローブを寄贈し、「みんなで野球しようぜ」というメッセージを子供たちに届けました。また、WBCの優勝賞金を全額寄付したりもしています。まさに徳の塊のような人です。

こういう風に「お金」を使うことで、人を幸せにするお金の使い方が巡り巡って自分にも帰ってくるというのが、本書の最大のポイントなんです。

もちろん、大谷選手のように数千万円寄付なんて誰もできません。例えば、落ち込んでいる同僚にお茶を差し入れるとか、コンビニのお釣りを募金箱に入れるとか、そんな小さな一歩でもいいんです。

私も5年間ほど、老人福祉施設に必要な物品を寄付したり、世界の飢餓に苦しむ子どもたちに毎月5000円だけ寄付をしていますが、額は正直大したことないものの、それだけで自分がいいことをしているような気分になって幸せを感じられるんです。おそらく、誰かの幸せを願って積極的にお金を使うことで、自分も結果的に幸せになれるんでしょうね。

2. 徳を積み自分を向上させるお金の使い方

ここでは、あなたが今日からすぐ実践できる「徳を積むお金の使い方」を2つ紹介します。

まず大前提として覚えておいて欲しいのが、稼いだお金をどう使うかであなたの人生は180°変わってくるということ。例えば、あなたが物欲に溢れていて給料が入ったら全て自分の欲のために使ってしまうなら、あなたの周りには物欲に溢れた人が自然と集まってくるようになるんです。

著者の中野さんも若い頃は高級車に乗っていたそうですが、その時はひっきりなしに女性が寄ってきたとか。でも高級車を見て寄ってくる人は欲の塊だったそうで、「この人はお金持っているんだろうな」という期待値が高すぎて自分自身が辛くなってしまったそうです。

ちなみに私の知り合いで年収1000万円以上の独身男性たちがマッチングアプリで奥さん探しをしているのですが、彼らは年収をあえて低めに設定していると言います。それは、年収が高いとそのお金目当ての人とばかりマッチングしてしまい、精神的に疲弊するから。年収が低くても自分のことを好きになってくれる人の方が絶対にいいですよね。

さて、徳を積むお金の使い方を具体的に見ていきましょう:

①自分が暮らすのに必要な生活費を明確にする

あなたは月にいくらあれば生活できますか?例えばそれが家族で月20万円だとします。そこを暮らしの上限と考えて、月々それ以上かからないように封筒に20万円を入れておくんです。もう封筒からお金がなくなったら終わり。それ以上は使っちゃダメと決める生活を送るんです。

そしてこの後が重要で、20万円を超えた分の収入は惜しみなく他の人のために使うんです。寄付をするでもいいですし、お世話になっている人に何かを買ってあげるでもいいです。

大事なのは、お金ではなく今までに繋がってきた縁のある人、そっちの方が価値が高いと考えて行動すること。その人こそがあなたにとって大切にすべき資産なんです。そしてその人が喜んでくれたら、相手も自分もハッピーになれるという理論です。

全く貯金しないのは正直怖いかもしれませんが、まずはできる範囲でいいと思います。例えば月収の一部である1万円分を周りの人のために使ってみる、というところから始めてみましょう。

②レジで支払う時に「ありがとう」という

これは私もやっていますが、とてもいい習慣だと思います。あなたはレジでお金を支払った後、店員さんに何て言いますか?まさか黙って立ち去ったりしていないですよね?

著者の中野さんはレジで必ず「ありがとうございます」と店員さんに伝えるそうです。なぜなら、自分が欲しいものを手に入れられたのは、その裏にたくさんの人が関わっているからなんです。その商品を作ってくれた人、運んでくれた人、売ってくれた人、そういった人たちのおかげということを理解しているんですね。

よく考えてみてください。もし誰の力も借りずにお寿司が食べたいと思ったら、自分で海に行って魚を釣り、さばいて、ご飯を炊いて、お酢を混ぜて...めちゃくちゃ大変ですよね。でも現代に生きる私たちはコンビニに行けばおにぎりが手に入るし、スーパーに行けば新鮮な魚も野菜もすぐに買える。当たり前ではない、このありがたい状況を買うたびに頭の中で唱えることが、結果としてあなたを幸せにするというわけです。

だからこそ「ありがとう」を口に出して伝えることが、自分の中の徳ポイントを貯めていくことになるんです。これは無料ですぐにできるので、ぜひやってみてください。

不思議なことに、こうして小さな感謝を積み重ねている人には、また誰かの「ありがとう」が返ってくるものです。ビジネスの世界でもそうで、テイカー(奪う人)で情報を抜き取ったり、情報をよこせよこせという人ほど、周りから良い情報が回ってこなくなり、その人のために仕事しようという人がどんどん減っていくものです。だから最初はギバー(与える人)になり、徹底的に誰かのために何かをしてあげる。この方がビジネスも絶対うまくいくんです。

3. お金に好かれる運と縁の磨き方

世の中には、なぜか運のいい人とことんついてない人がいますよね。そして不思議なことに、運のいい人のところにはなぜかお金も人も集まる。逆に運の悪い人はチャンスを逃してしまったり、トラブルばかりを引き寄せてしまいます。

どうせならあなたも運のいい人になりたいですよね?実は、運はあなたの意識と行動次第でコントロールできちゃうんです。その方法を特別にお教えします。

まず最初に抑えておきたいのが、「運を意識して生きる」ということ。何か物事がうまく進んだ時は「運が良かった」、よくない方向へ行った時は「運が悪かった」と考える。こうやって運の力を信じる人は、運を呼び込む行動にも自然と意識が向いていくんです。

そのうえで手っ取り早く運を上げる方法があります。それが「運がいい人と付き合ってみること」。これなんです!

運はどこから来るかというと、急に空から舞い降りてくるわけではありません。必ず人が運んでくるんです。だからこそあなたが運良くなりたいなら、普段から明るく前向きで、「この人何でもうまくいってるな、人生楽しそうだな」と感じる人と積極的に関わるようにしてみてください。その人の近くにいることで、運が良くなる考え方や行動を自然と学ぶことができちゃうんです。

逆に言えば、運が悪そうな人とはなるべく距離を置くようにしましょう。運が悪い人にはどこかしら原因があって、依存心が強かったり、他人にすがる傾向があったり、悪口を言う人だったりするので、近寄らないようにした方がいいでしょう。

では、運がいい人をどうやって見極めるのか?著者の中野さんが実践している方法はこうです:

初めて人と会うとき、まず体を正面に向けてしっかりと目を見て挨拶をする。その時に目に力を入れて、相手の目の奥をぐっと見てください。一言、二言を交わしながら、できれば10秒ほど相手の目の奥に感じられる輝き、熱、パワーのようなものを見極めてみてください。そうすれば、運がいい人か悪い人か感じ取れるはずです。

これはちょっと難しいかもしれませんが、おそらくあなたも直感でその人の顔や目を見て、「あ、この人いい人だな」とか「なんか嫌な感じだな」と感じることがあるでしょう。まずはその直感を大切にしてみてください。

また注意点として、同時にあなた自身も相手に見られているということを忘れないでください。相手から「運の良さそうな人だ」と思われることが、後に縁を運んでくれるきっかけにもなるんです。

そして、あなたが運と縁を感じる人には惜しみなくお金を使ってあげてください。何度も言いますが、お金が資産ではなく人こそが資産です。あなたと関わっている仕事仲間やサポートしてくれる友人。もちろん無計画にお金は使えませんが、近くの10人くらいをあなたのチームだと考えて、思い切りお金を使ってみてください。回り回ってあなたのところにもお金も人も集まってくるはずです。

無理な金額でなくていいんです。できる範囲でいいので、まずは1回、2回試してみてください。私の感覚だと、5人くらいに対してやると、1人くらいから大きなリターンがある印象です。打算で動くのはよくないので、とりあえず1人か2人からやってみましょう。

まとめ:お金持ちになるための根本思想

ここまで『お金と銭』から学べる3つのポイントを紹介してきました。振り返ってみましょう。

  1. お金と銭の違いを理解する

    • 「銭」は自分のため、「お金」は他人のためのもの
    • 徳を積むお金の使い方が、巡り巡って自分に帰ってくる
  2. 徳を積むお金の使い方を実践する

    • 必要な生活費を明確にし、余剰分は他者のために使う
    • レジで「ありがとう」を言うなど、感謝の気持ちを表現する
  3. お金に好かれる運と縁を磨く

    • 運のいい人と積極的に関わる
    • 運を感じる人には惜しみなくお金を使う

この本の根本にあるのは「お金があるから豊かになるんじゃない。豊かな心があるから勝手にお金がついてくる」という考え方です。お金をたくさん稼いでも、それを自分の欲のためだけに使っていると、逆に心はどんどん貧しくなっていくのです。

結局のところ、本当の豊かさは「お金」をいかに使うかにかかっています。他者や社会のために使うお金は、必ず何らかの形であなたに帰ってくるんです。今日から少しずつでも実践してみてください。小さな一歩から、あなたの人生は大きく変わっていくはずです。


この記事はいかがでしたか?お金との付き合い方について、新しい視点が得られたでしょうか?ぜひコメント欄で感想や実践してみた結果などを教えてくださいね。また、この記事が気に入ったらシェアもお願いします!

次回の記事もお楽しみに! ブロガーとっしぃでした。

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最終更新日  2025年05月16日 06時03分56秒
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