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読書家とっすぃのうさぎ跳びマインドブログ

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2025年06月13日
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テーマ:読書(9593)
カテゴリ:読書

こんにちは、とっしぃです。

今日は、僕が3回以上読み返している北川恵海さんの著書『君と会えたから……』について熱く語らせてください。

この本、マジでヤバいです。

読み終わった後、間違いなく号泣します。ポカリスエットとティッシュ2箱は必須アイテムです。脱水症状になっても知りませんよ(笑)

北川さんの本は今まで数多く読んできましたが、この本は間違いなく3本の指に入る傑作。泣いて学べる自己啓発本として、これ以上のものはないでしょう。

まず質問です:明日が無限にあるわけじゃないとしたら、今日をどう生きますか?

突然ですが、あなたに質問です。

もし明日が無限にあるわけではないとしたら、今日どう生きますか?

「明日があるから」という理由で先延ばしにしていることって、誰にでもありますよね。

  • 資格を取ってスキルアップしたいけど、「時間がない」と勉強していない
  • 趣味でピアノを始めたいけど、電子ピアノを買いに行くのが面倒で始められない
  • 親に「ありがとう」と言いたいけど、恥ずかしくて言えずにいる

もし明日が来ないとしたら、そのままでいいと思いますか?

やりたいことをやらない毎日を積み重ねていたら、将来絶対に後悔することになります。実際、人が亡くなる時にする後悔で最も多いのは「やろうと思っていたけどやらなかったこと」なんです。

だからこそ、今日を大切にして行動を続けることさえできれば、後悔しない人生になっていくんです。

この本は、いつも先延ばしにしてしまうあなたに「今日をどう生きるべきか」「今日という日がいかに大事なのか」を教えてくれる最高の一冊なんです。

今日この記事で学べる3つのポイント

  1. 物語のあらすじ
  2. やりたいことリストだけじゃなく「ライフリスト」を作る方法
  3. 「円」の本当の読み方(これは人生観が変わります)

特に3つ目の話は本当に大事な考え方なので、騙されたと思って実践してみてください。

それでは、一緒に学んでいきましょう!

1. 心を揺さぶる物語のあらすじ

平凡な高校生・陽介の物語

この本の主人公は17歳の高校生、陽介です。

陽介は平凡な高校生で、将来に対する漠然とした不安を抱えながらも、やりたいことも見つけられず無気力な毎日を過ごしていました。

「なんとなく高校卒業したら大学に行って就職する」みたいに考えているものの、そのために勉強する気は全く起きない。小さい頃は「大人になったらパイロットになりたい」なんて言っていたのに、大人に近づくにつれて言わなくなっていったんです。

これ、あなたも経験ありませんか?年を重ねるとどうしても現実を知って、夢を見られなくなってしまいますよね。

運命の出会い:謎の美少女はるか

そんな陽介ですが、夏休みのある日、お父さんが経営している小さな本屋の店番を任されることになります。

一人でレジカウンターの中の椅子に座っていると、その本屋には不釣り合いなほど美しい女の子・はるかが来店するんです。

はるかは陽介と同じ17歳。透き通るような白い肌で、長袖の白いブラウスに白のロングスカート、少し大きめの白い帽子を被っていました。

はるかはメモに書いてある本のタイトルを注文できるか尋ねてきて、その時は本屋になかったので「来週にでももう一度来るわ」と言って帰っていくんです。

本との出会いが人生を変える

2日後、注文した本が届きました。普段本を読まない陽介は、はるかがどんな本を読もうとしているのか気になり、その本を読んでみるんです。

好きな人が好きなものって、何でも好きになれますからね。恋のパワーは本当にすごいです(笑)

そしてその本を読んで、陽介は衝撃を受けるんですよ。

それまでは勉強や努力をする気が全く起きなくて、将来のことも「まあこうなったらいいな」と期待したり「こうなったらどうしよう」と不安になっているだけでした。自分では何も行動することなく、毎日を無駄に過ごしていたんです。

何か行動を起こさないと現状打破できないことは自分でも分かってる。でもどうしたらいいか分からない。

そんな時にこの本と出会って、陽介の考え方は180度変わっていくんです。

はるかからの人生のアドバイス

それから本だけじゃなく、はるかも陽介に大きな影響を与えます。

はるかは自分の父から教えてもらった「素晴らしい人生を送るためのアドバイス」を陽介にも伝えてくれるんです。

それは:

  • 失敗を恐れずに挑戦することの大切さ
  • 毎日の小さな努力の積み重ねが大きな成果を生むこと

こういったことを陽介は学んでいき、次第に自分の人生に向き合うようになって成長していくんです。

このはるかのお父さんの言葉がめちゃくちゃ有益なので、ぜひ実際に読んでみてほしいです。

そして陽介は当然のごとくはるかに恋をしていくんですが、そこではるかの秘密も明らかになっていって...

最後はもう感動して涙腺崩壊間違いなし!

これは実際に本を読んで体験してほしいので、ポカリだけじゃなくティッシュ2箱も準備して、ぜひ読んでみてください。

2. 人生を変える「ライフリスト」の作り方

はるかからの提案:人生ゲーム

ある日、陽介ははるかと図書館にいて、そこではるかが陽介にこう言うんです。

「陽介君が将来やりたいことって何?」

陽介は将来やりたいことが一つにきっちりと決まっていないから、進路をどうするか決められないでいるんだと答えます。

するとはるかがこう言います。

「陽介君、これからゲームやろうよ。これからこの紙に、自分が行ってみたいところとか、できるようになりたいこと、将来やってみたいことや達成したいこと。とにかく興味があれば、どんな大きな夢でも小さな夢でもいいから、どんどん書いていくの」

はるかはこれを「ライフリスト」と呼んでいて、二人で紙にかけるだけ書いていって、多く書けた方が勝ち。もし陽介が勝ったら、はるかとデートできるという条件でした。

60個の夢を書いた陽介

結果は60個書いた陽介の勝利!

陽介が書いた内容は:

  • 高級車に運転手付きで乗る
  • 子供の頃に持っていた夢だけど恥ずかしくて言わないままだった「有名な画家になる」

といったものでした。

そしてはるかはこう言うんです。

「陽介君、今そこに書いた全てのことが絶対にうまくいくって約束されているとしたらどう?」

陽介「それは嬉しいけど、そんなのは無理だよ、だって...」

はるか「私の質問にちゃんと答えて。無理かどうかは聞いてないわ。今そこに書いた全てのことが絶対うまくいくって約束されているとしたらどう?嬉しい?嬉しくない?」

陽介「嬉しいよ、もちろん」

はるか「でしょ?私も嬉しい」

「できたらいいな」から「できることが決まっている」へ

「実はさっきのライフリストは『できたらいいな』リストではなく、『できることが決まっている』リストだと」はるかは言うんです。

「なぜなら、絶対にできないとは言い切れないから」

ちょっと考えてみてください。人生で絶対そうなるって約束されていることが何だか分かりますか?

答えは「人はいつか死ぬ」ということ。

それだけは全人類共通に約束されているんです。でも逆にいうと、それ以外は何一つ約束されていないとも言えますよね。

だからライフリストに書いた夢や目標を達成させる方法は実際にあるということなんです。

夢を実現する人の共通点

そしてそれができる人は一体どんな人なのか?

「絶対できると信じて行動を続けた人」

これなんです。

さらに陽介がはるかから紹介されて読んだ本にはこうも書いてありました:

「情熱を絶やさず行動を繰り返す限り、それがどんなに大きな夢であっても必ず達成することが約束されており、それを確率の低いものに変えてしまっているのは、冷静な分析と称して行動することもなく頭の中で繰り返される消極的な発想に他ならない」

この言葉、どうですか?ちょっと思い当たってドキッとした人もいるかと思います。

人って、やらない言い訳を考える天才なんですよ。やらない理由は2秒で作りますから。

でも成功している人、達成している人は、自分がやりたいことを全部実現しようと地道に毎日ひたすら行動してるんです。

重要なポイント:全部やればいい

ここで大事なポイントは、やりたいことってたくさんある中から一つに絞る必要はないんです。

やりたいと思ったら全部やればいい!

陽介が書いた60個のリストと全く同じリストの人なんて、この世にいないですよね。そのライフリストこそが自分にしかできない人生で、それを実現しようと頑張るのが「自分らしく生きる」ということだったんです。

超重要!2枚目のライフリスト

でも「やりたいことリストを作れ」みたいな本って実際多いじゃないですか。

でもこの本は「やりたいことのリストを書くだけでは実は不十分だ」とも書かれているんです。

実は「2枚目のライフリスト」というものがあって、これが超重要で、むしろこの2枚目がないと夢や目標は達成できないとまで書かれているんです。

2枚目には「自分の人生の中で他の人にやってあげたいこと」を書くんです。

例えば:

  • お母さんの負担を少しでも軽くしてあげたい
  • お世話になっている人にお礼をしたい
  • 大好きな友人の心の支えになりたい

何でもいいので、できるだけたくさん書くんです。

洗濯機が生まれた理由

面白い話があって、洗濯機ってあるじゃないですか。あれはある人が「妻の負担を少しでも軽減したい」と思って生まれたと言われています。

そこから「世の中の女性の家事を少しでも楽にしよう」という強い情熱があって、研究開発が繰り返されて今誕生してるんです。

テイクとギブの関係

つまり何が言いたいかというと、1枚目に書いた自分が欲しいものや行ってみたいところ、やってみたいことは、実は結果として手に入るもので、それ自体を目標にして生きるのは少し違うということなんです。

人から何かをもらえる人は、その人のために何かをしてあげた時なんです。

実践方法

これからあなたにもやってもらいたいのは:

  1. まずは1枚目に達成したい「テイク」のリストを書く
  2. そして2枚目に誰かのためにやってあげたい「ギブ」のリストを書く
  3. ギブのリストを毎日見て「今日できるのはどれか」をチェックして実際に行動する

もちろん目標が変わることもあるし、新しい目標ができることもあります。そのために修正して書き換える。そうやって作っていけばいいんです。

そして2枚目の行動をし続けることで、結果的に1枚目のテイクのリストも達成できるようになっていくんです。

ぜひあなたが誰かにやってあげたいこと、どんな小さなことでもいいんです。まずは書いてみましょう。

3. 人生観が変わる「円」の本当の読み方

ハンバーガーショップでの気づき

ある日、陽介ははるかとハンバーガーショップにいて、陽介は180円のチーズバーガーを頼むんです。

するとはるかは「円の部分には別の本当の読み方がある」と陽介に言うんです。

普通に読むと「これ180円」ですが、実はこれを「180ありがとう」と読むと、はるかが言うんです。

チーズバーガー一つの奇跡

ちょっと分からないですよね。でも少しだけ想像してみてください。

もしこのチーズバーガーを自分で一から作るとしたらどうなると思いますか?

パンと挽肉、玉ねぎやレタスも買わないといけません。でもその材料一つ一つも自分で一から作るとしたら、まずは牛を探しに行かないといけませんよね。

パンを作るのにも小麦を育てなければいけませんし、それだけで1年はかかるんです。

他にも油とかチーズ、塩胡椒、卵が必要って考えると、チーズバーガー一つ食べられることって、本当はすごいことじゃないんですか?

お金の本質:ありがとうの交換

これ何が言いたいかというと、このチーズバーガーを作るのに関わった一人一人に「ありがとう」と感謝した方がいいっていうことなんです。

でも実際には一人一人に言うことはできませんから、代わりにお金を払っている。それで「180ありがとう」と読むということだったんです。

もしこれがピカピカの新車で400万円するなら「400万ありがとう」が必要で、私たちは「ありがとう」っていう代わりに、それに見合ったお金を払っているんですよね。

収入アップの新しい視点

今はお金を払う側の視点でしたが、逆にお金を儲ける側の視点で考えると、これ面白いんです。

お金を儲ける = ありがとうを集める

とも言えますよね。

例えば時給1000円で働いている人が時給1万円にしたいなら「1時間に10倍のありがとうをもらう方法はないか」こうやって考えるようになるんです。

これは本当に大事な考え方で、どうしても普通だと「1万円稼ぐには時給1000円×10時間働かなきゃいけない」こうやって考えてしまう人が多いんです。

「あと何時間働けばいくらもらえるから」っていやいや働く毎日。

そうじゃなくて「もっとありがとうもらうにはどんな行動をしたらいいか」これを本来は考えるべきなんです。

  • もっと人のためになる方法はないかな
  • もっと喜んでもらえる方法はないかな

そうやって自分の仕事に工夫をして過ごすことで、将来もらえるありがとうの数が圧倒的に変わっていくんです。

あなたの仕事は誰を喜ばせていますか?

あなたが普段している仕事とは、誰からありがとうがもらえますか?

一度よく考えてみてほしいんです。喜んでくれる人を想像しながら仕事をするだけで、何倍も仕事も楽しくなりますし、結果も出るようになりますから。

ビジネスの本質

これは本当にビジネスの本質で、どうしてもたくさん稼いでる人を見ると「怪しい」って思っちゃう人多いんです。

でも本来はお金をもらうというのは、それ以上の価値を提供している、もしくは買う側が感じているから成り立つんです。

例えば「この食べ物1000円くらいの価値だけど5000円で売っちゃおう」とか、あなたも絶対しないですよね。

あなたも何かを買う時は、お金以上の価値を感じて普段買っているんです。

その本質を理解していると、サラリーマンであっても自分でビジネスを始める時であっても、必ず役に立ってきます。

お金持ちが最終的に行き着く場所

僕の周りにも何人か「億り人」と呼ばれる1億円以上持ってる異次元なお金持ちがいるんですが、やっぱり最終的にみんな働き出すんですよね。

それって結局、お金儲けとかよりも何かの仕事・サービス・商品を誰かに売って喜んでもらうことが嬉しいって結論になって、それに気づいて働き出す人が多いんです。

みんな最初はブランド品買ったり、高い旅行行ったり、高級な料理食べたり、自分へのご褒美に使うんですが、それも1年とか2年で飽きて、結局「誰かに貢献」これを「他者貢献」と言うんですが、そっちの方が結局自分も幸せだなということに気づくんです。

これがまさに2枚目のライフリストの話なんでしょうね。

おばあちゃんが野菜を盛りだくさんで送ってくる理論

ちなみに僕はこれを「おばあちゃんが野菜盛りだくさんで送ってくる理論」と呼んでいて、おばあちゃんは長年生きてきて本能で「自分が食べるよりも誰かに食べてもらって喜んでもらった方が、結局自分も幸せになる」って本能的に気づいているから送ってくるんでしょうね。

1日3つのギブを実践してみよう

僕は「1日3つギブをする」っていうのを決めていて、それを夜寝る前に振り返るんですが、それをやるだけでもとても幸せな気持ちになれるので、ぜひやってみてください。

「もう何もないっていう人はゴミ拾いとか何でもいいんです。ぜひ毎日3つだけやる。それだけでも効果ありますので、やってみてください。

まとめ:今日から始められること

いかがでしたでしょうか?

『君と会えたから……』は単なる恋愛小説ではなく、人生の本質を教えてくれる深い作品です。

この記事で紹介した3つのポイント:

  1. 物語から学ぶ「今日を大切に生きる」ことの重要性
  2. 2枚のライフリスト(テイクとギブ)を作る方法
  3. 「円=ありがとう」という新しいお金の概念

これらは今日からでも実践できることばかりです。

特に「1日3つのギブ」は、本当に人生の質を変えてくれる習慣です。小さなことからでいいので、ぜひ始めてみてください。

そして何より、この本を実際に読んでみてください。きっとあなたの人生観が変わるはずです。

ポカリとティッシュの準備をお忘れなく!


この記事が少しでもあなたの人生のお役に立てれば幸いです。読んでいただき、ありがとうございました。








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最終更新日  2025年06月13日 06時03分22秒
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