2021/10/17(日)21:23
立花孝志氏も初志貫徹と手段の採り方を選んでいれば…
こんな記事が出ています。
立花孝志氏、NHKの日曜討論でド世論:「コロナは欧米諸国と比べたら非常に死者が少ない」「国内でしっかりとエネルギーを生産できるように。国民の命と財産を守り、(資源争いで)戦争をしない為にも、原発はしっかりと利用していかなければならない」/ネットは賛辞の声
http://totalnewsjp.com/2021/10/17/tachibana/
立花孝志氏はなかなか評価が分かれる人ですね。
私も最初はある程度期待をしていました。
「NHKから国民を守る党」の名前を変えず、国会議員のままで頑張っていれば、付いてくる人も増えたかもしれないと思います。
ただ、私は以下の2点で残念ながら期待を持てなくなってしまいました。
・党勢拡大優先で、党勢拡大のためには「NHKから国民を守る」ことも後回しにしたこと。
あくまでも「NHKから国民を守る」ための党勢拡大が必要と主張していたはずなんですよね。
なのに、党勢拡大のために他のことをどんどんやり題して、肝心のNHKスクランブル化や解体については力を入れなくなってしまった。
結局NHKは健在で、ネット配信の準備をしています。ネットで番組を配信して全インターネット利用者からお金を取る仕組みを作るという野望は(正直いろいろ無理はあると思いますが)まだ続いています。
立花氏はこの現状をどう思っているのか聞いてみたいです。
もし、もう一度初心に戻って、党名も「NHKから国民を守る党」に戻して、NHKスクランブル化または解体を完遂するまで頑張ってもらえるならもう一度だけ期待してみたいところです。
・比例代表での当選と辞任(指名者への議席譲り)
これは政治の制度としては問題はないので、別に犯罪でも何でもないことです。
ただ、当時の「NHKから国民を守る党」は立花氏一人の知名度で成り上がった党であって、党としての力はそれほどあるとも思えません。
つまり、一応比例代表で党名で当選したと言っても、それは党の力ではなくあくまでも立花氏の力で議席を取ったものと思えるわけです。
そうであるなら、辞任して名簿の次の人に議席を譲るという方法を取るのが、法律上などではなく政治手法として「NHKから国民を守る党」のイメージを落としてしまう(立花氏がいなければ何もできない名前だけの組織と思われる)のではないでしょうか。
政党を作ったのですから、政党としての組織力を上げていく方向で頑張ってほしかったです。
しかも次に立花氏が出た選挙では敗退。敗退してしまったことでこのやり方はNGという有権者からの判断もあったと思うのですが、これに対しても反省の弁なく次へといった態度だったのも「今後この人に期待してもダメかも…」と感じた理由かもしれません。
頭も良さそうですし、NHKの裏もいろいろとご存じのようですので、何とかもう一度初心に戻ってとりあえずNHKのスクランブル化(または解体)をやり通してもらいたいです。
そして、できればその目的を進めつつ喫緊の課題(安全保障・外交・景気刺激策)などで日本の邪魔をするだけの野党にならずに独自の判断をしてもらえればと思います。