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塩野七生さん著の本は好んで読んでますが、その中でも、マキアヴェッリ語録は
何度読んでも、飽きないですね。 僕の中で飽きない理由は2つほどありまして。。 一つは、ローマ帝国の話を知らずに読んだときと、ある程度知ってから読むのでは 理解度が違うのです。僕は「ローマ人の物語」を読んでます(今は21巻) その中でローマ帝国の制度や人物(カエサルやキケロ、スキピオやファビウスなど)を 知っていると、理解しやすいです。更に脱線して、「ローマ人の物語」を 読み返してしまいます。 もうひとつの理由は、自分の経験や考えが時期によって変わるので マキアヴェッリの言葉の受け取り方が変わるんですよ。 なので、時間をおいて読み直したくなるのですよね。 僕は人間って、太古の昔から精神的にも肉体的にも進化していると 思ってますが、マキアヴェッリの言葉は、人間が進化しても本質的に 変えられない部分について、教訓を述べており、その言葉と 自分を照らしてみたり、今の政治の状況と照らしてみたりすると 見えてくるものがあったりします。 ちなみに、マキアヴェッリは為政者の視点で書いており、 民衆(ポポロ)の性質を述べておりますが、 僕自身、1人のポポロとして、自分自身の考えや行動が マクロな視点で為政者にはどのように映っているか、を 見ることができるので、まだまだ、飽きずに、読み続けるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.08 22:46:54
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