さよならあじさい
前回の日記につづくといっても良い話題を二ヶ月ぶりに書いてみよう。わたしが足しげく通った「あじさい」が駅の改良工事に伴い2011年12月29日をもって閉店となった。家で食べられなかった日の朝食はたいてい「あじさい」のわかめ蕎麦だった。店舗名は違うが同じ店が各地にたくさんある中わたしはここの店舗の蕎麦が一番好きだった。「お蕎麦で」(うどんorそばを選択し告げる)と食券を出しすかさずカウンターに置いてある給水機からコップに水を入れる。「はい、わかめ蕎麦お待ちどうさま」と呼ばれたら取りに行き定位置の立ち食いカウンターに運ぶ。朝も早から女子ひとりでサラリーマンのおじさまたちと並んで食べたわかめ蕎麦。おいしかったなー。12月28日に仕事納めだったのであじさいの蕎麦も食べ納めることにした。ゆっくり味わって食べた。いつものように食べ終えて「ごちそうさまでした!」と食器返却コーナーに行くとよく見かける蕎麦担当のおじさんがわたしの気持ちを悟ったようにいつになく優しい笑顔で「ありがとう!気をつけてね。行ってらっしゃい!」と言葉をかけてくれた。泣きそうになったよ、おじさん!本当は最後に感謝の気持ちを言いたかったんだけどきっとおじさんはわかってくれたはず。今までありがとう、あじさい!リニューアルオープンを願って待ってるよー。