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映画は最後まで観る子のブログ

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2021.06.30
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キューバ危機に揺れる1962年、落ちぶれ天才数学者が米国政府から命じられたソ連相手のチェス対決。だがその実体は、2国の運命をかけたスパイゲームだった。





キューバ危機とかチェスとかあんまり関係なくない!?





これはNetflixオリジナル映画。まあね、 Netflixオリジナルに当たり外れがあるのはわかってるけど、個人的にはあたりではない(ハズレとも言っていない)


はっきり言って、キューバ危機の歴史的背景やその中に蠢いていた陰謀は全然わからない。ソ連のスパイが二重スパイで、実際はアメリカ側についてて、その人がアメリカにソ連の核弾頭は思っているより少ない、みたいな有益な情報を流したから、アメリカが強気で行けて最終的にソ連が譲歩したとか、、だったかな?



歴史を知っていればこの作品を楽しめたかもしれない。


だけど、たとえ歴史を理解してても、もう一つこの作品であれ?ってなった部分がある。




これってチェス関係なくない?





あらすじでは、「チェス対決が両国の命運を握る!」みたいだったけど、チェスの勝敗は実際あまり関係なかった。最終的にはアメリカ代表のビル・プルマン(役名忘れた)も負けて終わる。不戦勝だったけど。チェス大会にソ連スパイが有益な情報を持って現れるけど、スパイ的にはアメリカ側の人間も信用できないから、一番無関係っぽいパンピーのビル・プルマンが仲介役になるよ!だからチェスに参加してね!って感じ。なかなかぶっ飛んだ映画だ。


パンピー信用してええんか、ソ連スパイ、、



ただ、このチェス大会が行われる場所がポーランドっていうところが、この作品最大のキモだと思う。冷戦下のポーランドは西側ではなく、ソ連共産党の支配する場所。ビルプルマンが宿泊しているホテル(宮殿だったかな?)の支配人もソ連に言われるがままソ連選手が有利になるように働きかけるのだが、実際ポーランド人はソ連を好意的に思っておらず、支配人は次第にビルプルマンに協力的になる。なぜソ連を嫌うのか、その理由も作中で描かれている。



スパイ映画としては二転三転してよき。誰が敵で誰が味方?的な感じ。


けど、やっぱりアメリカ側諜報員の女性はしょっぱなから絶対怪しいと思ってた笑


で、その彼女が死んでからの展開も良かったと思う。すごく好意的なポーランド人支配人が犠牲になったのはちょっと、、だけど。チェスシーンもそれほど重要には描かれてないし、チェスをなくして純粋なスパイ映画にしたら分かりやすかったかも。結局ソ連スパイが持ち出した情報が、核弾頭関係の機密だったのか、、よくわからない。



そしてこの作品、なにかとポーランドがフューチャーされがちだけど、それもそのはずこれはポーランド映画。だからソ連が殊更悪に描かれ、アメリカが割とよく描かれ、ポーランドはすごくよく描かれている笑



でもいいと思う。ポーランド人がポーランド映画で何をどう描こうが勝手だし。




ソ連スパイが扉の下からにゅって顔出したのが怖かったのと、アメリカ諜報員の男が暗殺された時に吐き出したのがどう見てもトマトジュースだったのが振り幅として最高に不思議で、なんだかよくわからない映画だった笑





俳優陣的には主演の、酒に溺れた数学者だけどチェスの腕は天才的な男を演じたのはビル・プルマン。インディペンデンスデイの大統領。キャスパーのお父さん役でもある。髭はやしてるし別にビルプルマンじゃなくても良くない?の典型的な見た目だった。ポーランド映画だから、知ってるのは彼くらいかな。アメリカ側の諜報員の一人にロッテ・ファービックという女優さん。顔の造形が好き。だけど怪しすぎた。死に様にちょっとびっくり。
















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最終更新日  2021.06.30 11:56:01



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