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旅行中の若者たちがテキサスの片田舎でふと立ち寄った一軒屋で出会った殺人鬼一家。実際に起きた事件を基に、これが商業デビューとなったフーパーが、アングラ的な中にエキサイティングな演出を見せて観る者を圧倒させる。レザーフェイスと呼ばれる、人の顔の皮を被り電動ノコギリをふりかざす大男の存在感と、狂気に溢れたショッキングな幕切れに、以降のホラーに多大な影響を与えた。 ラストのチェーンソー男の駄々っ子みたいなダンスがなんかツボ!笑 こちらもNetflixにあった映画です。 もちろん今回が初見。 40周年記念版とでかでかと宣伝されてたら、内容はわからないけど見るしかない笑 40周年をきっちり祝われる映画ってだけで期待値が上がる。 「この映画は真実の物語である」という、今ではある意味あまり見ない直球の恐怖演出が冒頭に入る。 うん、なんかいいよ笑 まったくの初見で知識皆無だけど、年代的には13日の金曜日とかフレディとかの前なのかな?いわゆるスプラッターホラーの元祖っぽい感じ。今見たら、ああこういう映画あるよなーとなってしまうけど、当時としては斬新だったんだろうな、というシーンがたくさん見られる。どうしても、今はもっとグロテスクなスプラッターはB級でもC級でもあるような気がしないでもないよなーと思うのは仕方ないことで、それ自体は昔の映画、特にその分野の金字塔と呼ばれる映画に見られる一種の弊害だと思う。 どうしても新鮮味にかけるんだよね、、 これは映画の面白さ以前の問題かな。 悪魔のいけにえに関しても、もうこの手のスプラッターホラーは手垢がつきすぎているから、「斬新」という面白さはない。 ①パリピ系の若者たちがどこかに迷い込む ②殺人鬼が現れ一人一人残忍に殺される ③最後は一人乃至二人の男女が残る(今作はいわゆるファイナルガールシステムを採用) ④全編等して狂気、血飛沫、残酷のオンパレード ⑤オプションとしてカニバリズムもあり うーん、B級でもC級でもD級でもありそうな内容みたい笑 で、そんな中でも今作の特色として欠かせないのはレザーフェイスの存在。 この世に解き放たれた初めてのチェーンソー男。彼が最後、ファイナルガールを取り逃してしまい、悔しそうにチェーンソーでエンヤコラって踊るのが面白かった。3人目のジェリー(運転手かな?)を家で襲った後、いそいそと窓際に行って外を警戒するのがなんか、、すごく人間味あっていい笑 このレザーフェイスから、各所にスプラッター系の殺人鬼が派生していったのだと思うと、なんとも感慨深いキャラ。 あと、忘れてならないのがグランパの存在です笑 アンタ生きとんのかい!? で、血を吸うんかい!?笑みたいな。 ラストでサリーを助けてくれたトラックの運ちゃんは助かったのかなー ああいう助けに来てくれた人が逆にやられるっていうのもスプラッターのセオリーっぽいから心配。サリーも血塗れで狂ったように高笑いしてたし、、やっぱファイナルガールも楽じゃないよね笑 そんな本作の主人公サリーを演じたのはマリリン・バーンズ。歴史に残る傑作に参加したのでその後の俳優人生は順風満帆なのかなと思いきや、意外にも悪魔のいけにえシリーズ以外はあまり出演してない模様。サリーの恋人兼運転手のジェリーは日本語版のwikiがないアレン・ダンジガー。大声を出して人探したをしたらダメだっていうホラー映画の教訓を生み出した。サリーの兄、フランクリンはポール・A・パーテイン。素直にサリーに懐中電灯を渡していれば、彼も生き残ってたのかも?他の出演者も、この悪魔のいけにえシリーズには出演するけど、、っていう人が多い。それだけ強烈なインパクトを残した映画だったんだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.19 10:20:26
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