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メキシコMexican!

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2007年11月01日
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カテゴリ:素晴らしい音楽
メキシコ音楽にも色々あるが、演歌とも言えるこれ↓

Tigre.jpg

ロス・ティグレス・デル・ノルテ。訳すと“北のトラ達”。

サザン・オール・スターズを訳すと“南の全ての星達”、となるが似て非なるとは

このことか(?)。


このCDはベスト版であり、海賊版でもある。同僚のプレゼントだ。

この手の音楽は実は大きらいであったが、日本に行くときに家族に音楽のお土産

が欲しい、といったらプレゼントしてくれたもの。

もらっておいて、大きらいとはなんだ、と思うだろうがこれには訳がある。


リズムは“ズンチャッズンチャ”とか“ズンドコ、ズンドコ”と言う感じで、

私にとっては非常にださい。

バックに本物のピアノを使っておらず、フワ~ンとしたキーボードの音がピーピーと、

安っぽいと言うか、にせものっぽく響くのも気に入らない。

歌い方もべたっとした感じで、半分泣きそうな声になったり、と思うと突然北部特有の

甲高い笑い声(“あひゃーひゃひゃ!”という感じ)が録音されていたりして、

私の感性に合わない。


ということで、バスの中や街中で聞こえてくるたびに「うへえ~!やめてくれ~」と

思っていた。

しかし、もらったからにはじっくり聞かなくては、と思い今日文字通り、初めてじっくり

全部聞いてみることにした。


歌詞は“大統領さんよ、世界では貧困が溢れてるんだよ、アフリカとかよ。

ちゃんとしてくれよ。”という内容のものや、“恋人よ、帰ってきてくれ。君を探して

いる。”という恋愛もの。

“歌手1:あなた、病気ですか?具合が悪いようですが。歌手2:娘が出ていっちまった。

あんたが娘にでていくよう促したのではないか?歌手1:娘さんは孤独だったんだから

元はと言えばあなたのせいではないか?”というような会話調の歌、などなど。


やはり感性に合わない。


が、聞いているうちに、なぜか、あれ?好きではないが、ダサい中にも哀愁がある。

これ、タランティーノの映画で日本の演歌が使われたように、この音楽をタランティーノ

の映画で使ったりしたら意外といい味出すかも、と思った。

現代のメキシコ、国境付近、田舎のいい味がでている。

いい味が出ている、ということは、他ではまねできないオリジナリティーが

それなりにある、ということだ。

全曲聴いてみて、やはり好きではないが、メキシコの田舎の風景が眼に浮かぶ。

必死に生きたりのんきに生きている人間が表れていて、「歌は心」と不覚にも

感動してしまった。


きらいなのに~!!





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最終更新日  2007年11月14日 07時47分56秒
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