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2021年04月09日 コメント(9)
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全6件 (6件中 1-6件目) 1 こんなマナーに気をつけよう
カテゴリ:こんなマナーに気をつけよう
「ついに、この無法地帯、メキシコにも追手が来たか・・・」と遠くを見つめたのが今年の5月。 朝の町は静けさに包まれている。 いつもの喫茶店でカプチーノを飲もうと、いつもの席へポンチョを翻しザッと座り込む。 近所の工事が全然終わらない、などの世間話を店員と楽しみつつ、頃合いを見計らって 「いつもの、カプチーノ頼む」とオーダー。 こんな時、私は西部劇によく出てくるならず者のガンマンをセルフイメージする。 ワイルドな朝だ。 「それと、灰皿」とポケットからライターを取り出し、ニヤリ。 が、驚いたことに「あ、禁煙だよ」とあっさり言われ拍子抜けする。 せっかくのならず者ごっこが・・・! ======================================== メキシコは4月から一部(ホテルなど)を除き、室内禁煙になったのだ。 って、いつもの喫茶店は、バリバリオープンカフェなのに!? 明らかに過剰に反応しすぎた店長であるが、今回メキシコシティではかなり徹底して 禁煙ブームが繰り広げられている。 メキシコは「西部の無法地帯」というイメージがあり、先進国の習慣や制度が根付かないだろう、 と睨んでいたのだが、2008年、あっけなく禁煙ブームに呑まれてしまった。 だが、一部の先住民には儀式の時にマリワナなどを使用することを認めている。 脈々と続く文化的習慣は、実害がない限り尊重すべきとの見地からか? こうなったら欧米列強と一対一で対決するか、たばこ(銃)を捨て、田舎で農場でも 営みながらひっそり暮らすか、だな。(←年老いたクリント・イーストウッド風に) ↓一人、禁煙へ旅立つ朝 ![]() ![]() お友達スー店長のお店エル・ボラーチョ! ![]() ![]() ![]()
最終更新日
2008年11月19日 11時47分22秒
2008年09月25日
カテゴリ:こんなマナーに気をつけよう
↓こんな車を見ると、「ああ、私、メキシコに来たな・・・」と思う。 ![]() 田舎町で時々見かける不良めいた車。シブい。 こんな車でサボテンの荒野を永遠に走ってみたい。 メキシコは「強盗」「食中毒」などの脅威に満ちた国であるが、 もうひとつの脅威が「車」である。 ======================================= 西部劇的運転 免許は、日本の教習所のようにきっちり教わって取るものではない。 いきなり親戚のおじさんなどに教わりながら勝手に運転。 わいろをちょっと渡せば免許が買える国である。 まさにワイルド・ウエスト・ドライブなのだ。西部劇に近い。 メキシコシティを一日歩いていると、むち打ちギプスをしている人に必ず出くわす。 むち打ち大国でもある。 タクシー運転手も「こっちのほうが近い」という理由で一方通行を逆走。 「ほら、近いだろ」とニヤッとするあたり、いろんな意味で道のプロと言える。 一日が終わり帰宅すると、「あ~、今日も車に轢かれなかった!」とホッとする。 強盗・食中毒・交通事故の危険が隣り合わせのメキシカン。 「生きる目的が見つからない」などと言っている暇はない。 ↓昼下がり、客を待つタクシー運転手。カルロス11歳。 ![]() ![]() お友達スー店長のお店エル・ボラーチョ! ![]() ![]() ![]()
最終更新日
2008年09月25日 09時34分56秒
2008年06月23日
テーマ:海外生活(7848)
カテゴリ:こんなマナーに気をつけよう
メキシコ人は、とにかくゆっくり歩く。 その様子は、“中世の王侯貴族ファミリーの朝の散歩”を思わせるほどのんびり優雅だ。 なぜか? 長年の研究の結果、次の驚くべき共通点を発見した↓ 中世の王族=メキシコ人=遅刻を気にしない つまり、時間に追われていないのだ。 この意味で、メキシコ人は「時間的ブルジョワ階級」と言っても良い。 のんびりと歩いては、道端の駄菓子屋の前で立ち止まり、しばしおしゃべり。 駄菓子の話から、天候の話、来週開かれるいとこの誕生パーティーの話へと話題が 移り変わったところで、おもむろに微笑みながらまた歩き出す。 メキシコ人は必ず横並びで道をふさいで歩いているのだが、追い越したい時は後ろから 「すいません」とはっきり言えば、笑顔でこれまたゆっくりと「どうぞ、どうぞ」と 立ち止まって道を譲ってくれる。 「道ふさいでないで、どけよ!そこのオヤジっ!」と、いら立ちを目で訴えながら早足で 車道から追い越す、などの、教養のない“時間貧乏人”のような態度は避けたい。 時間貴族の王国で生きるには、それなりのマナーが必要である。 ↓出張先へ向かう社員。仕事中、朝から湖の見えるレストランで 食事を楽しむこと約2時間。時間貴族だ。もちろん朝からデザートも。 ![]() ![]() お友達スー店長のお店エル・ボラーチョ! ![]()
最終更新日
2008年06月23日 21時37分57秒
テーマ:海外生活(7848)
カテゴリ:こんなマナーに気をつけよう
私は異常な方向音痴だ。 “あさっての方向”という言葉があるが、「あ~、こっちがあの“あさっての方向”ね」 と道を間違えるたびに実感している。 なので、メキシコ人と歩くときに困るのがこれ↓ ![]() いわゆる「ソラマメ歩き」。つまり“横並びに歩くこと”だ。 この写真は大げさだが、とにかくメキシコ人は並列で歩く。 狭い道でも徹底して“並べるだけ横に並ぶ”主義。 手をつないだり、腕を組んだりして、カップルや家族などが道をふさぐ。 私は方向音痴なので、緻密な計算をもとにわざわざみんなの後ろを歩いているのだが、 メキシコ人の友達がこれまたわざわざ立ち止まって私に歩調を合わせてしまう。 “スペイン語がネイティブでないため一人取り残された東洋人” とかわいそうに思ってしまうらしく、さりげなく話しかけてくれる。 ここで意固地になって「私は後ろをわざと歩いているんです!!」などと主張すると “異文化を理解しない頑固な東洋人”と思われてしまいそうだ。 なので、なんとなく一緒に歩いて、商店の品を検品しているフリで立ち止まり、じわじわと 後ろへ。 ※あまり“後ろ”と思われないために、時々一歩前へ出て話に加わったりなどの パフォーマンスも交える。 メキシコ人は気付いていないが、これが“相手をおもんばかって本音を言わずに、相手と 自分のペースを保とうとする東洋人”の実態である。 ![]() お友達スー店長のお店エル・ボラーチョ! ![]()
最終更新日
2008年06月23日 15時25分36秒
2008年05月20日
カテゴリ:こんなマナーに気をつけよう
“8時ダヨ!全員集合!”の笑いはいわゆる定番のパターンがあり、それを知っているから
こそおかしい、笑える、という性質がある(志村けんのお化け、後ろ!や加藤茶のくしゃみ など)。 メキシコのパーティーも、毎回定番の音楽に合わせ、定番の踊りがあり、知っているからこそ 盛り上がれる、という性質がある。 ということで、イスラ・ムヘーレスを出て、カンクン市内へ移動。 カンクン・ホテルゾーンの夜は外国人観光客で溢れている。 このCoco Bongoというナイトクラブ(?)も観光客でにぎわうスポット。 ![]() ナイトクラブ=“フィーバー”するところ、である。 よりによってサタデーナイトのため、行くしかない!ってことで行ってみることに・・・。 ここではこんな、人と布と光を使ったパフォーマンスが繰り広げられたりもするのだが↓ ![]() やはり定番はこれ↓ ![]() ![]() 1.竹馬の上にのった背高のっぽの人 2.紙吹雪やシャボン玉 3.風船などの小物 この3つはメキシカンパーティー3種の神器と言える。 結婚式でもよく登場する盛り上がりアイテムだ。 風船を振り回しながら、待ってましたとばかりになじみのサルサ音楽に合わせ、お決まりの 振り付けで踊る。 一列に並び前の人の腰に手を当て、数珠つなぎになって会場を練り歩くパターン、前後・左右 に全員同じタイミングで同じ方向に移動するウェスタン調の踊り、などの音楽がかかると、 それまで座って休んでいた人も、急いで踊り場まで出て行って参加するのだ(私も)。 しかし、せっかくの定番音楽も、Coco Bongoの外国人観光客にとってはもちろんなじみがない。 メキシコで聞く単なるラテンっぽい音楽だ。 せっかく“数珠つなぎで練り歩くための音楽”がかかっているのに、のんびりとその場で 飲み物片手にステップを踏むアメリカ人。そんなことしてる場合か! それにしても、毎回同じなのに飽きないのは、なぜ? ![]() お友達スー店長のお店エル・ボラーチョ! ![]() 海外旅行の最新情報 ![]()
最終更新日
2008年06月09日 10時49分48秒
2008年02月22日
カテゴリ:こんなマナーに気をつけよう
ということで、前回の続きのチアパス州お別れツアーなんだが、ツアーのもう一つの目玉はこれ↓ ![]() Misol Ha(ミソルハ)の滝。 滝の長さは約35メートル。で、滝壺で泳いだり、滝の裏側に回ったりして見物。 ![]() 見物を終え、再びバスに乗りこみちょっと休憩ってことで、持ってきたスナック菓子を意気揚々と 前の席に座るヨーロッパ人2人に差し出す。 しかし、手で軽く「オー、菓子は、要らない」とゼスチャーで菓子を拒否。 ・・・・・カシ・・・イラナイ・・・? 驚きと動揺が私を襲った。 「このヨーロッパ人2人組、“バスツアーでの正しい菓子の食べ方”を心得ておるのか?!」 あまりの無礼さにカッとなり、握りしめた菓子袋の中でスナックが2,3個バリバリと音を たてて割れる。 長年メキシコで暮らし、会社で、学校で、ツアーバスで、ありとあらゆる場面で知り合った人 に菓子袋を差し出すこと約8年、菓子を拒否されたことなどほとんど無かった。 ※メキシコ人と知り合いになり、菓子を差し出した場合: 99%→受取り、喜んで食べる(そのうちの42%がお代わりする)。 1%→「ありがとう、でも今おなかが一杯なの。ところであなたは日本人?中国人?」などと 丁寧に断る理由を説明した後、自分たちの会話を中断してまで菓子を差し出した人間に 注目する(さらにその菓子は、差出人の許可なく袋ごとその場のメンバー全員に回さ れ、袋が帰ってくるころには中身が食いつくされている、というケースもみられる)。 ↑“Myメキシカンメモ2003”より引用 とにかく、メキシコ人は差し出された甘いもの、プレゼントなどに対し、熱烈な歓迎ぶりを 余すところなく表現するのだが、ヨーロッパ人、ゼスチャーで拒否。非常にクールだ。 仕方ないから後ろの席のメキシコ人2人に無言で菓子を差し出すと、 「うほー!ありがとう!」といってパクつく。 再挑戦を挑むべく、再びヨーロッパ人に差し出すが、「ほんとに要らないから・・・ しつこいなあ・・・」とでも言いたげに無表情で無視だ。 確認のためもう一度、振り返ってメキシコ人に差し出すと、案の定また食べる。 お代わりだ。 ・・・私は何のためにこんなことをやっているのだろう?? ![]() お友達スー店長のお店エル・ボラーチョ! ![]() 海外旅行の最新情報
最終更新日
2008年06月09日 11時00分52秒
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