マレットフィンガーとピアノ
マレットフィンガー、やっちゃった当日の、医者(院長ジュニア)と患者(私)の会話。私「先生、ピアノ弾いてもいいですか・・・?」ジュニア「絶対にあきまへん!!!指伸ばす筋肉の腱が切れてるのに!!!」私「・・・。」ジュニア「固定期間が終わって、リハビリ開始するころになったら弾いてもいいけど」とうわけで、ピアノに全く触れない1ヶ月半を過ごしたのち、許可が出たのだが、以下の念押しつき。 関節の調子おかしかったらすぐ弾くのやめること!!!ジュニアの許可をもらった当日、早速、恐る恐る鍵盤に触れて弾き始める。予想通り、右手薬指はほとんど使い物にならない。ベートーベンのピアノソナタ「月光」第一楽章は、冒頭の♪ソドミソドミソドミソドミ♪が♪ソドミソドミソドミソドミと、薬指のコントロールが効かないのでミの音が妙に大きくなるか、逆に全く響かないスカスカの音にしかならない。これじゃ「月光」やのうて、もう「結構」やん!!そしてベートーベンのピアノソナタ「悲愴」にいたっては全く指が思うように動かず、「悲惨」という曲に変わってしまったのだった。とほほ・・・。「どないしたらええのやろ?」とピアノのお師匠さまに相談してみた。お師匠さま「手に無理かけない程度にハノンゆっくり弾きなさいね」と。そうするしかないだろうなあ、やっぱり・・・。というわけで、1日1回、ハノンをシコシコと弾いているのだ。しかし・・・弾いてるとだんだん眠くなるのだった・・・。zzz・・・。