|
カテゴリ:バイクの話
・
若者の車離れが続いているそうだ。 「費用対効果」が問題らしい。 駐車場、保険、車検、維持費・・・・。 たまにしか乗らないならレンタカーで十分。 免許は取るが車は買わない・・・そんな若者が増えているらしい。 いや、最大の理由は「費用対効果」では無いと思う。 昔は、飯の質を落としても車を買う若者がいた。 車のローンの為に働いているような若者もいた。 車の改造に何百万も掛けて「馬鹿じゃないの?」と言われても笑っている若者がいた(笑) 要するに車に情熱を感じる、熱くなれる若者が少なくなったのだろうと思う。 バイクの将来はさらに厳しい。 危ない思いをしてまで乗るほど熱くなれない若者が増えている。 「8耐」の観客動員数が激減しているのも「熱い若者」が減っているからだろう。 しかし、他の物に熱くなっている若者は多い。 ゲームであったり、ファッションであったり。 「草食系」が増えたと言われるが、遊びの面でもリスクが少なく、安全なところで遊ぶ草食動物系の若者が増えているようだ。 油まみれになったり、擦り傷を作りながらも、その状況を楽しんでしまう様な遊び方は、もう「ダサイ」のかも知れないですね。 でも、私は「ダサイ」のが大好きです(笑) さて、バイクの未来はどうも暗雲が漂っているようですが、未来のバイクは、若者の興味を引くには十分なコンセプトがあるようです。 ネットでこんなバイクを見つけました。 ”デウス・エクス・マキナ”という名前で「機械仕掛けの神」という意味だそうです。 米国のカルフォルニアの学生さんが設計したそうだ。 空気圧を使った人工筋肉などの技術を駆使して作成されたコンセプトマシンは、始動から約3秒で時速100kmに達し、時速120kmまで変形を続けるそうです。 最終的には「腕立て伏せ」をしているような姿勢で走る事になるそうです。 顔が路面のすぐ近くまで降りる訳ですから、体感スピードは凄い事になるのではないでしょうか? 実際に人が乗った状態(静止状態)はこんな感じです。 もう「バイク」というより「モビルスーツ」と言った感じですよね。 これに武器を搭載したら兵器として使えそうですよね。 でも軍事目的には使って欲しくないですね。 むしろ、これでレースをしたら、新しいモータースポーツとして若者が熱くなれるかも知れないですよね。 ただ、ライダーの交代は時間がかかるだろうなぁ~(笑) 写真の中に「YAMAHA」のロゴが見られますが、YAMAHAは開発には関わっていないそうで、YAMAHA主催のイベントなどに出展されて、主催者としてロゴを入れたのではと思われます。 コンセプト映像を見たい方は、YouTubeで「The Wearable Motorcycle」で検索してもらえば見る事ができます。 最近のバイク購入者は、若者が減少傾向で、中高年が「昔を思い出してバイクに乗ってみたい」という思いで購入する傾向があるそうです。 バイクの未来は一体どうなんだろうか? 紹介した「未来のバイク」 実用化されても、道路交通法、車両運送法の適用の仕方とか、一般に販売する前に整理しなきゃいけない問題が山積しているでしょうね。 いずれにしても、一般に販売された頃には、私は乗れそうにないですね(笑) 若者が、こういう所からでも、バイクを好きになってくれて、バイクに「熱く」なってくれたら嬉しいのですが。 バイクは過度なスピードさえ出さなきゃ、安全で便利な乗り物なんです(笑) ・ バイクの将来は、どうなんでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[バイクの話] カテゴリの最新記事
|
|