ととろのにわ

みなさん、こんばんにゃ～

さきほど、ＴＢＳの番組『情熱大陸』と『世界遺産』を観ました。

『情熱大陸』では、迫慶一郎（３７）さんという建築家が中国・北京を舞台に、

自らが設計した建物をどのようにクライアントに訴えかけ、着工・完成に導くかを、

実際の会議の風景をまじえながらドキュメンタリーで放送していました。

恥ずかしながら、わたしはこの方を今回テレビで観るまで知らなかった。

３７歳という若さで、中国で仕事をするようになって今年で７年目。

ある程度の中国語（北京語？）も話せるようになり、中国で仕事をするきっかけに

なったのは、国際コンペで北京に建つ商業施設の建物をデザインして

見事優勝したからだそうです。それ以来、独自の人脈を作り、北京に会社を設立。

すごいエネルギーだな、と思いました。

中国人のクライアントとの契約は、契約どおりにいかないことが多々あり、

２年前に竣工した建物の設計料もいまだに完全には支払われていないそうです．．．。

がんばれ！迫さん！

『世界遺産』では、オーストラリアの首都シドニーにあるオペラハウスです。

ヨーン・ウツソンというデンマーク出身の建築家がコンペに提出したデザインが

採用され、まだ無名に近かった彼のデザインがいまそうであるように

シドニーの代表的な建築物になったんですね～！

わたしは、オペラハウスが世界遺産に登録されたことも、ウツソンという名前も

知りませんでした。

オペラハウス自体はテレビで何度も目にしてはいたけど、今日あらためて画面で観て

「あの屋根はどうやって作ったんだろう？」「足場は？？」と考えてしまった．．．。

建設当時撮影された映像も少しですが観ることが出来ました。

あの屋根はコンクリートで出来ているそうで、そのＶＴＲを見る限り、たぶん現場打ち

ではなく２次製品が使われているようです。

そして、屋根材は製作に２年もかけた２種類のセラミックのタイルが使われているん

だって！！

実際に観てみたいものです。

今日の午後１１時台は、建築に携わるものにとっては、充実した時間になりましたね！

「世界遺産」は１８日（金）２３時からＢＳ－ｉで再放送するようです。

今日見逃してしまった方は、ぜひそちらをご覧ください。

では、また明日～！！