カテゴリ:古沢との場合
古沢の夢をみた。
いや、 ほんとは古沢じゃなかった のかもしれない。 会いたくて会いたくて、 時を惜しんで会おうとする夢。 ばかみたいな夢。 いつか彼は私を選んでくれる。 彼はすべてを捨てて私を選んでくれる。 そう信じてた、 あの頃。 でも、 毎日会うことを拒否した私。 「僕たち」という言葉を拒否した私。 家庭に気持ちを戻してといった私。 私は彼にだけ犠牲を強いて、 私自身はなにも身を投げ出さなかった。 いつか捨てられることだけが恐かった。 都合のいい女になっていったのは、 私自身。 その状況にじれていたのも 私自身。 私だって幸せになりたかった。 ほんとは。 わかったことは、 男が守ろうとするのは、 妻の人権だけだってこと。 生活に支障をきたさないように、 課外授業では、 お互いの責任はフィフティフィフティ、 なんて。 「お互い大人だから」 こんなの ただの都合のいい言葉。 もうこんな轍は二度と踏みたくない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 8, 2006 12:24:27 AM
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