喪中につき11月頃から、「喪中につき新年のご挨拶を遠慮させていただきます」 というような葉書きが舞い込んできます。 世に言う「喪中欠礼」です。 さらに、当院にも 「私の○○が亡くなったのですが、 喪中欠礼の葉書きを出した方がいいのでしょうか」 というような問い合わせがよくあります。 そもそも「喪」というのは、儒教の制度で 私は本来門外漢ですが、聞かれた以上は 答えざるをえません。(笑) 以前にも書いたように「喪」というのは 「私は身内が亡くなって悲しんでいる」 ということを世間に知らしめることが目的です。 したがって、喪中欠礼の葉書きを出すかどうか迷うようなら、 やめるべきというのが私の意見です。 現代では「喪」に服して仕事を休んだり、 外出を控えて家に籠もるというのは 世間的にもなかなか認められることではありません。 それでも、せめてお正月の外出は控え、 お経を一巻でもあげて、 故人を供養したいものです。 |