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三人寄れば文殊の知恵

終わらなかった戦争

62年前の八月十五日、玉音放送によって、
長く盧溝橋事件から続いた戦争がようやく終結して
一息ついた人も多かったことでしょう。

ところが現実には戦争は終わっていませんでした。

日本との不可侵を謳った中立条約を破ったソ連は八月九日に
総兵力174万によって満州・樺太に侵攻します。

満州での戦闘は八月十五日に終結したといわれていますが、
樺太では日本が停戦交渉の軍使が三度射殺され、
八月二十三日まで戦闘が続きました。

また、千島列島最西端の占守島では終戦後三日経った
八月十八日に砲撃しながらソ連軍が上陸してきました。
引き上げ準備をしていた守備隊でしたが
日本人の民間人もいましたので応戦せざるを得ません。

上陸部隊を壊滅寸前に追い込んだところで、
停戦命令が出て自ら矛を収め武装解除に応じます。
ソ連はその後も千島列島の占領を九月五日まで続けます。

ソ連軍に捕まった捕虜は国際法を実視してシベリアへ送られました。
私の祖父もシベリアに何年も抑留され
体がボロボロになって帰ってきました。
それでも帰ってこれたのはよかったのかも知れません。
帰ることなく、極寒のシベリアで生涯を終えた人も
少なくありません。

戦争をしないと願うだけで、
戦争から逃れられるわけではありません。

戦争を避けるためにはどうしたらいいのか?

少なくとも戦争が好きな国と安全保障条約を結び、
その軍隊を自国に駐留させることは
戦争に巻き込まれる可能性を高めるとしか思えません。

2007年08月19日


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