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三人寄れば文殊の知恵

不飲酒

仏教には5つの基本的な戒があります。

不殺生戒(ふせっしょうかい) - 生き物を殺してはいけない。
不偸盗戒(ふちゅうとうかい) - 他人のものを盗んではいけない。
不邪淫戒(ふじゃいんかい) - 自分の妻(または夫)以外と交わってはいけない。
不妄語戒(ふもうごかい) - うそをついてはいけない。
不飲酒戒(ふおんじゅかい) - 酒を飲んではいけない。

四つ目までは問題がありませんが、5つ目が問題!

「不飲酒」-酒を飲んではいけないのですが・・・何故か
日本では酒に対してゆるいのです。

ちなみにお酒には酒には三十五の過失があるといいます。

一には、現世において財産がすっかりなくなってしまう。
なぜならば、酒を飲んで酔うと、心に節度がなくなり、
程度を考えずに費用をかけてしまうからである。

二には、酒はもともとの病を起こす入口である。

三には、争いのものとである。

四には、酒に酔えば裸でいても恥ずかしいと思わない。

五には、評判が悪く、人に尊敬されない。

六には、智慧の働きを覆い、やがてその働きは影をひそめてしまう。

七には、手に入れようとするものも手に入らず、
すでに手に入れたものは散失してしまう。

八には、秘匿しておくべきことを洗いざらい喋ってしまう。

九には、さまざまのなすべき仕事をやめてしまって、
完成することがない。

十には、酔いは愁いのもととなる。なぜならば、
酔っていると失敗することが多く、醒めてから
恥じたり憂えたりするからである。

十一には、体力が次第に衰える。

十二には、肌のつやがなくなる。

十三には、父を敬うことを知らなくなる。

十四には、母を敬うことを知らなくなる。

十五には、道の人を敬わない。

十六には、バラモン(真の修行者)を敬わない。

十七には、両親の兄弟や目上の人を敬わない。

十八には、仏を尊敬しない。

十九には、仏の教えを尊敬しない。

二十には、修行者の集いを尊敬しない。

二十一には、悪人と仲間になる。

二十二には、賢人や善人を疎遠にする。

二十三には、戒めを破る人となる。

二十四には、恥を知らない。

二十五には、六つの感官を制御しない。

二十六には、色欲に走り、ものごとに精励しない。

二十七には、人々に憎まれ、そのような人に会うことを喜ばない。

二十八には、大切にすべき親族や知性ある人びとから鼻つまみになる。

二十九には、悪事を行う。

三十には、善い教えを捨ててしまう。

三十一には、学者や智者から信用されない。なぜなら、
酒は人を怠け者にさせるからである。

三十二には、平安の境地(涅槃のさとり)に至ることを遠ざける。

三十三には、精神異常をきたしたり無知になる原因を植えつける。

三十四には、死後に悪道や地獄に堕ちる。

三十五には、もし次の生存に人間に生まれたとしても、
その生活は常に狂気と愚かさに満ちる。

ということです。

思い当たる節の方もおいでではないでしょうか?

そもそも、終電に乗り遅れて、タクシー代がかかりますね!

さらに、酔って行き倒れになったり、記憶が無いまま
バイクで運転して帰ってきたり、書類をカバンごと失くしたり、
電車の中で吐いたり人を殴ったり、
停車中の車に蹴りを入れたり・・・

全部お酒の問題では無いような気もしますが?(汗)

その話は棚に上げて、お仏壇・お墓などには
結構お酒が祀られています。

一応仏教ではお酒を禁止しているので、
それはやめていただきたいところです。

ところが、寺院でも結構お酒が祀られています。

巡拝で

「仏教ではお酒を禁止しています。」

と説明した先のお寺で
お酒が祀られていたこともあります(苦笑)

日本仏教では神道との関係から、
お酒に対して基準がゆるいようです。

しかし、戒が存在することは憶えておいてください。

最終更新日 2008年05月28日


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