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三人寄れば文殊の知恵

派遣労働者って

派遣労働者って

一昨日の話の続きです。

1月6日に祈祷師さんのご自宅を後にしましたが、
行く宛てがあるわけではありません。

取り急ぎ向かったのは大阪。

お正月中ならいざ知らず、大阪に行けば
何か仕事があるに違いない!

現在の派遣切りの労働者ではありませんが、
連絡先はおろか今日寝るところもありません。

普通の新聞についているような求人は
連絡先も寝泊まりする場所も必要なので×

スポーツ新聞を買って、泊まり込みの仕事を探します。

Mという工場内作業の派遣をしている会社に
面接に行きます。

面接は履歴書などろくに見ず。
とりあえず合格!

「明日10時にここへ来てよ」

「今日泊まるとこが無いんですが・・・」

「そしたら、近くのうちの寮で寝る?」

「お願いします」

連れて行かれたのは、雑居ビルのフロアーを仕切っただけの
部屋にベットが並んでいるところ、仕切りの新建材を
切った屑がそのままに残っているような生々しさ!

しかし、とりあえず寝るところを確保。

翌日指定された時間に会社に行くと、ワンボックスに
数人が押し込められ、現場の工場に向かいます。

連れて行かれたのは、Sハウスの工場。

ちょうど運良くか悪くか、阪神大震災直後で工場フル稼働。

朝7時半から、午前様まで(最長は午前2時半)という
労働基準法を全く無視した労働時間!

土日も関係なしで稼働していました。

さすがに3日務めただけで全身が筋肉痛!

工場内にある寮は、4畳半を二人で使うシステム
しかも、同室のおっさんはお風呂へ入らないのに、
毎日酒を飲むという恐ろしい習慣!
そのため匂いが鬼のよう!

それで寮費まで取られるのは、
ほとんど地獄に落ちてます!
しばらくは我慢していましたが、
いつまでもは無理です!
1か月ぐらいたってから、部屋を替えてほしいと
再三申し出を行いやっと変えてもらいました。

しかし、その寮はまだましで、同じ工場の敷地にある
スーパーハウス(工事用のプレハブ)は
暑さ寒さが厳しいとか?

朝は、ご飯に卵だけ、昼は仕出し、夜はほか弁という
全く栄養の考えられていない食事!
それを食べようが食べまいが、給料から食事代として
引かれます!

当たり前かも知れませんが、とりあえず頭数がそろえばよい?
という方針でしょうか?どう見ても普通の会社では
勤まらないのでは?という人間が多数在籍していました。

遅刻は普通、無断欠勤は当たり前?
朝寝ているので放っておくと、昼には荷物をまとめて
姿を消していることがありました。新しい人が来てはやめ、
新しい人が来てはやめの繰り返し。

週一では休みをもらいましたが、それでも長時間労働が
幸いして?食費・寮費など天引きされても、月収50万超!

僅か3ヶ月で150万あまりの貯金ができました。

そこで長く勤めている人は、派遣慣れ?しているのか
目一杯働かず、適当に休んだり、早びけしたりで
体を適当に休めていたようです。

ラインの管理を任せられるまでになりましたが、
3か月で辞めました。長く勤めても時給が上がらないことに
文句を言うベテランもいましたが、所詮、頭数さえいれば
務まるような仕事です。長く務めたからと言って
キャリアがものをいうような仕事ではありませんでした。
それ以上にこれ以上続けていると体を
壊すような気がしました。

約一年後、もう一度同じ派遣のMに戻ってきました。

また、貯金をしようと思ったのですが・・・
その頃はすでに、阪神大震災バブルはもはやなく、
週休二日制で残業なし!

手取りが15万ぐらい?
もろもろ引かれると・・・

確かに、いつでもやめられる、当座の生活には困らない
という気楽さはありますが・・・
逆にそのような会社は、労働者などいくらでも代わりがいると
思っています。

今回打ち切りをされた派遣労働者は
かわいそうかと思います。

派遣労働の連鎖から抜け出すのは
容易ではありません。

そんなに貯金ができるわけでなし、
生活の拠点ができなければ、次も寮付の派遣労働へ
移動せざるを得ません。

しかし、世の中には仕事がたくさんあります。
すぐには生活が苦しくてもキャリアを積んで行けば
生活できるような仕事はたくさんあります。

若い人にはそちらを選んでほしいと思います。

最終更新日 2009年01月07日


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