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三人寄れば文殊の知恵

ついでに交通論

ついでに交通論

先日バイクの話をいたしましたが、
ついでに交通論を書きたいと思います。

最近は交通事故の死者は減り続けています。
2008年は5155人で最悪の1970年の16765人の3分の1に
なったと言います。

ところが、負傷者は100万人を超えています。
事故件数自体も約100万件!
減っているという訳ではありません。
事故も、負傷者も最悪の1970年よりも多いのです。

一旦減少した事故件数・負傷者数は昭和50年代から
上昇に転じました。このところ、横ばいなのは
免許所得者が増えていないからでしょう。

これはどういうことか?

すなわち、医療技術の向上によって、助かる人が
増えたというだけなのです。

もし、災害とか戦争で死者5000人超、負傷者100万人の
被害が出たら、大事件になりますが、それがさほど問題に
されていないところが、日本の交通事情の最大の
問題かもしれません。

ちなみに世界的にみると人身事故発生件数(人口10万人当たり)は
サウジアラビアの1,305件に続き、日本は745件の第二位!

交通政策に間違いがあると思わざるを得ません。

この原因はどこにあるのでしょう?

「車両をスムーズに流す」

という感覚が日本の交通政策に
欠けているからのように思います。

当然の話ながら、流れが停滞するところがあれば
そこで事故が起きる可能性が増加するのは当たり前です。

基本的にスピードと機動性の違う、車輛の混走が
まず危険な要因です。

本来ならば、車両別に分離帯を設けたレーンを分けて
設置すべきのようにも思います。

これだけ毎年多くの人々が事故に遭っている状況を
深刻に受け止めれば実施して欲しいところですが、
他国でも行っていませんから現実には
無理かもしれません。

せめて、「車両をスムーズに流す」教育を行うべきですが
それが行われていないのは不可解としか言いようがありません。

中央寄りのレーンに速い車を走らせる。
速い車に道を譲る。

という教育を行えば、かなりスムーズに車両が流れ、
事故が減るように思います。

「スピードを低くすれば事故が起こらない」

という固定観念が日本には存在しているように思います。

最近はそのような例はなくなりましたが、少し前までは
一般道路の法定速度は60キロでありながら、
実際にその速度で走れる道路はなく、かなり広い道路でも
40キロとか50キロとか制限速度がついていました。
それが実は問題です。

道路には設計速度というものがあります。
道路はこれくらいの速度までなら走っても大丈夫と
設計する時、想定速度のことです。

本来なら、この設計速度に比例して制限速度を決めるべきです。
そうすれば、スピードが出せそうなところでは高い制限速度に
なりますが、スピードを落とさなければならないところでは
低い制限速度になります。

当然のことながら、スピードが出せそうなところでも、
低い制限速度が付けられていれば、

「これは何らかの理由がある」

とドライバーは思い注意して走ることでしょう。

ところが現実には、設計速度と関係なく制限速度が
設定されています。
設計速度の半分以下の制限速度に設定されていることも
少なくないそうです。
それゆえ、スピードが高くても走れそうなところが制限されて
現実の車の流れと制限速度に差が出てきます。

そうすると、制限速度を守ろうとすると、流れを止めてしまう、
流れに乗ると制限速度をオーバーしてしまう。

制限速度を守ろうとするドライバーと車の流れに
乗ろうとするドライバーに差が出てきます。
どちらもそれなりに正しいにもかかわらず、お互いに
事故を招く要因を作ってしまうという
恐ろしい矛盾が出てきます。

制限速度を設計速度に合わせる、速い車には道を譲る。
たったこれだけで、実は交通事故は
かなり減らせるように思います。

ところで、このところの、日記を読む限りでは
私はスピード狂のように思われている方も
いらっしゃるかもしれませんがそうではありません。

夜間はスピードを出しませんし、雨の日も同様です。
条件がいい時でないとスピードを出すことはありません。

さらに時速40キロ以上は人間にとって非現実的な速度です。
50キロぐらいでバイクで転倒したら、かなり丈夫なように
見えるジーンズなどでも簡単にビリビリになります。

スピードを出すことは危険なことなのです!
十分な注意が必要です。

とはいえ、私がなぜスピードを出すか?
実は単純な理由です。

「スピードがでるから」

スピードが出る車であっても自制すべきという
意見もあります。

しかし、スピードが出る以上、どれくらいまで
出るかやってみたい!

というのが人情?

そもそも、日本の交通法規では100キロまでしか、
出してはいけないにも関わらず、国産車が180キロまで
出せるようになっているのは何故でしょう?

さらに、ベンツやBMWは250キロまで出せますし、
国産の逆輸入バイクは、300キロ!
さらに高級なスポーツカーは無制限です!

この状況でスピードを出すなというのが無理な話。

ただ、現実には人間の能力で一トン以上の重さを持ち、
100キロ以上のスピードで走る物体を完全に
コントロールできるかどうかはかなり難しい問題です。
交通法規で現在の制限速度を維持するならば、
日本で走る乗用車は120キロ位しか出せないリミッターを
装着させ、外したら免許取り消しぐらいの厳しい処分を
すべきのようにも思います。

いかがでしょう?

最終更新日 2009年02月15日


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