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三人寄れば文殊の知恵

甘茶の思い出

甘茶の思い出

花まつりとは、お釈迦さんの誕生を祝う行事です。

お釈迦さんのお母さんのマーヤー婦人はある時「遥か遠い天から、
6本の金色の牙を持つ純白の象が下りてきて脇からお腹に入った」
という夢を見てお釈迦さんを身ごもりました。

母親のマーヤー婦人がお産のために、実家へ里帰りする途中に
ルンビニ(藍毘尼) の花園で休んでいた時に夫人の脇の下より
お釈迦さん姿を現し誕生したそうです。

また、ルンビニーの園でお生まれになった時は、あらゆる木々は
咲き誇り、虚空から清らかな甘露の水が降り注ぎお釈迦さんの体に
注がれたといわれて、そして、七歩歩いて右手を上に、
左手を下にして「天上天下、唯我独尊」と宣言されたと
いわました。

そのため毎年4月8日(旧暦では5月2日)の花まつりでは
白い象を引いて、花で飾られたお堂の中で、生まれた時の
お釈迦さん(誕生仏といいます)に甘茶を掛けます。

去年も書きましたが、最近は花まつりを知らない方が
増えてきました。

昨日、甘茶をお茶屋さん買いに行った時も、囲炉裏端で
お茶を飲んでいるお客さんから

「まだ、甘茶なんかしとるんやな?昔は一升瓶を
持ってもらいに行ったけど・・・」

私も子供のころ、花まつりに行きました。

ところが私の田舎のお寺は山の中腹。

そこから白いゾウを下ろすのが結構大変でした。
しかし、年に一度の行事です。
白い象を引いて温泉街を練り歩きました。

季節は四月。その頃は5月でも雪が降った記憶があった
ぐらいですから結構寒い時期です。

帰ってから、水筒やら、容器をたくさん持ってお寺に
甘茶をもらいに行きました。

当時は今のように豊富にジュースがある時代ではありません。
今のように自動販売機がそこらにあるわけでなく、
家庭の冷蔵庫にジュースが常備されているような時代でも
ありませんでした。
(ちなみに私の実家は店をしていたので子供が冷蔵庫を
開ける習慣がありませんでした)

甘茶は子どもにとっては珍しい甘い飲み物だったように
思います。

また、甘茶で習字をするとうまくなると
言われていましたが・・・
あまり効果がなかったような気が・・・(;一_一)

余った甘茶は家の周りに撒くと蟻が来なくなる?
という言い伝えもありました。

それほど重宝されていた甘茶もいつしか人気が
無くなったようです。

明日は各地のお寺で甘茶供養が行なわれます。

ぜひ、お寺へお参りください。

最終更新日 2009年04月07日


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