ピース缶爆弾を知らない子供たち!ピース缶爆弾を知らない子供たち!昨日は某寺院寺族(寺院住職の家族)のお通夜に行ってきました。 関係寺院が集まる中、お通夜の準備が進められます。 仕度をしている私のところに関係寺院の老僧が来られました。 「今日は導師やってくれ」 「え~!私がですか?」 「○○寺が導師は法類(寺院同士のつながりが深い)が やるそうだといっとる」 「え~!準備してません」 「普段のお通夜のようにお経の頭を取ってくれたら付いて行く」 先日の般若心経秘鍵の講習会に続いてピンチです(汗) 始まるまでにあと10分しかありません(;一_一) 結局、失敗が失敗を呼ぶ悪循環(;一_一) 今日は本葬があり、そのあとお六日がありました。 某寺院近隣の3カ寺だけが集まる予定でしたが・・・ K寺の副住職さんが来られました。 2年前に来られたばかりなので、事情をご存じなかった様子です。 お六日は問題なく終わり会席になりました。 たまたま、タバコの話になりました。 「ピースは香りがいい」 とどなたかが言われました。 「ピースと言えばピース缶爆弾を思い出しますね」(私) 「ピース缶爆弾ってなんですか?」(K寺の副住職さん) 「ピース缶で爆弾作るんですよ」 「え~どうやって爆弾作るんですか?」 「ピース缶の中に火薬入れて作るんですよ」 「何に使うんですか?ハハハ」 「テロに使うんですよ」 「誰が使うんですか?ハハハ」 「過激派ですよ」 「過激派ですか?ハハハ」 「冗談で言ってると思ってません?昔あったんですよ! 本当の話ですよ!」 「まじっすかー?ハハハ」 普段から冗談ばかり言っているために信用されていない(;一_一) 「○○さんも△△さんもご存じですよね! 昔ピース缶爆弾ありましたよね」 私より年配の住職が話してくれたために、危うく嘘つきと 思われることを免れました(*^_^*) K寺の副住職さんは私より10歳ほど若いのですが、 それでも30代後半。 最近はテロといえば、イスラム過激派の代名詞のように なっていますが、しかし、かつては日本でもテロが 頻発していた時代がありました。 議会によって多数派を占めることによって、政治目的を 達成しようとする左翼政党である共産党や社会党(当時) に吸収されない社会主義者たちが数多く存在していました。 学生のデモは国会に突入し、東大を舞台にして、 学生と機動隊がぶつかりました。 日本は今より貧しかった。 大学に進学する学生は少なかった。 事件の良し悪しは抜きにして、一生懸命日本の未来を考える 青年が多かった時代のように思います。 そんな時代も風化しつつあるようです。 ピース缶爆弾事件 最終更新日 2009年09月18日 |