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三人寄れば文殊の知恵

ダライラマ14世 僧籍者向け講演

ダライラマ14世 松山 11月4日 僧籍者向け講演

夕闇の中をひた走り、7時過ぎに松山に着きました。
松山駅前はなんとなく閑散としています。

ホテルに入り、休みました。

翌日は9時から講演会です。

開場が8時なので、その前に並んで、
開場と同時に走って席取りじゃ!

ところが・・・翌朝起きると6時48分!

オ~マイブッダ!(@_@;)

体調不良と疲れで寝過ごしてしまいました。

あわてて支度をして、7時20分には出発!
近くの喫茶店で朝食を取り、松山駅前から道後行きの
路面電車に乗ります。

かなり道後までは距離があるように思っていたんですが・・・

20分ほどで、道後公園が右手に見えてきます。
僧形で歩いている人も何人か見えます!

オ~マイブッダ!(@_@;)

どういう格好で行こうか迷って、結局、作務衣に輪袈裟に
したんですが、やはり気合を入れて改良服(黒い坊主の格好)の
方が良かった?

会場の子規記念館に着くと、入り口付近に坊主がたむろしています。
何の緊張感もなく、歓談しています。

中国人の集団が前を遮るようにして、赤い旗を振る中を
睨みつけながら会場へ向う姿を想像していたんですが・・・

チベット支援者を助けようとしていざこざがあって、逮捕されたら
どうしようとかも頭に浮かんでいたんですが・・・拍子抜け?

受付は皆、僧形の方。

昨日の講演ではボディチャックとかあったそうですが、こちらは
そのようなものはなく、そのままスルー。(@_@;)

多分、拳銃とかナイフとか爆弾でも持ち込めたはず。
何しろ、四回の会場のすぐ外で、荷物を預かっており
会場にも荷物はさほど制限されていませんでした。

こちらも拍子抜け?

正面にはチベットと日本の国旗が掲げられ、椅子が左右13脚ずつ
15列に渡って並べられていました。

前二列は関係者席、八時十五分頃会場に入りましたが、
関係者席を除き、その後ろ二列ぐらいしか埋まって
いませんでしたので、5列目ぐらいに座れました。

僧形の人も多いのですが、寺族(住職の家族)らしい婦人も
結構いらしゃいました。
僧籍者向けのスペシャル講演に対する期待が高いのでしょう。

八時四十五分ぐらいには、ほぼ満席になりました。

9時過ぎにダライラマ登場!
壇上にはボディガードらしい人間が何人かいます。
一瞬会場の雰囲気が変るのが感じられました。

残念だったのは、スタッフの対応。

ダライラマが入場してから、関係者が座り始め、
ダライラマが話をされようとした時、スタッフがそれを遮った。
準備が整ってなかったらしい。

ダライラマは時間の都合上、11時までの講演が、
10時45分までとするという案内がされただけに、
誠に勿体なかった。

講演の内容は後ほどまとめて発表したいと思いますが、
かなり高度な内容も含まれていました。
大学の講義レベルぐらいでしょうか?
理解には仏教知識がある程度必要で、それがないと
よく判らなかったでしょう。

実は私も所々よく判らないところが・・・(;一_一)

講演の核心部分に差し掛かったところで、
私の両隣のご夫人は一人は居眠り、
一人はパンフレットを開いていました。

一般の方には難しかったのでは?

チベット密教と言うと、日本の密教をさらに左道化させた
オドロオドロしいイメージがありますが、
(それが魅力的でもあるのでしょう)
ダライラマの話は、基本の仏教哲学、いわば大乗仏教の話を
されただけで、密教部分には、ほとんど
触れられていませんでした。

チベット密教の話はほとんど出てきませんでしたが、
内容は出てきました。

感想としては、真言密教に近い?

意外な発見でした!(@_@;)

もう一つ意外な発見が!

開演45分でいきなり質疑応答に入ります!

何人か並んでいます。

私も質問をしたかったのですが、
300人もの仏教関係者の前で質問は超緊張しそうです。

さらに、何人か並んでいますが、
前の人間が私の質問を聞いてしまったら・・・

途中で帰るのは格好悪い。
迷っているうちに質問者が打ち切られてしまいました。

最初の質問者に25分、次の質問者に20分

その後の質問者には一言づつ。

最初の二人の件はあらかじめ質問が伝えられていたのでしょうか?

また、残念なことにあとの質問者の答えは十分なものとは
いえなかったように思います。

同時通訳という性格上無理なんでしょうか?

同時通訳のお姉さんはダライラマが話している時間より長く
仏教哲学を経典を引きながら流暢に話しています。

私の後ろの僧が

「ダライラマより、同時通訳が凄い!」

と驚いていましたが・・・

多分原稿を読んでいるだけでしょう。(*^_^*)

私がもし質問していたとしても・・・

ただ、質問者の中に臨済宗(系)が3人も入っていました。
真言宗2人、浄土宗1人。

真言宗は禅宗に負けた!(;一_一)

先日のダライラマ14世の講演内容を書きたいと思います。

仏教者向けということで、高度な内容になっています。
質問は無しにしてください(*^_^*)

ダライラマ曰く

無明を滅する智慧には

1、世俗のレベル

2、究極のレベル

がある。

それを理解するには3つの法輪が重要である。

1、初転法輪ー釈尊の悟り
 パーリ語で書かれている。

 いわゆる小乗の教えー自分自身が悟りを得る教え

2、第二の法輪ー般若経

3、第三の法輪ー解深密経、如来蔵経

第二・第三の法輪はサンスクリットで書かれている。

 いわゆる大乗の教えー一切の有情すべてに悟りを得させる教え

竜樹以前から大乗は釈尊の教えではないという議論があったが
そうではない。

なぜならば、第二の法輪である般若経典は四諦の内の滅諦を
詳しく解説したものであり、第三の法輪である道諦を詳しく
解説したものであるからである。

また、仏教徒か仏教徒でないかを見分けるには

1、仏教徒は仏法僧に帰依している。仏教徒でないものは
 他のよりどころを持っている。

2、また哲学として、四方印を受け入れているものは
 仏教徒である。

無我には人無我・法無我があり、その解釈をめぐって
説一切有部・軽量部・中観派・唯識派の4つの学派がある。

大乗仏教は顕教と密教に分けられる。
密教の特徴はルン(風)と呼ばれる生体エネルギーの瞑想によって
本尊瑜伽を行う。

非仏教にも密教はあり、同じような生体エネルギーの瞑想を
行うが、仏教の密教の特徴は「無我」であることと「菩提心」を
持つことである。

密教は「サマヤ」という瞑想を行い一点に集中する。
禅定三昧によって洞察力を身につけることが出来る。
そのためには戒律を守ることが大切である。

密教における瞑想は深淵である。
日本で言う瞑想の形である座禅の姿勢はルン(風)が
バランス良く保たれる。

瞑想には7つの座り方があり、マイトレーヤが
論書で説いている。
また、五つのさわりがあり、バスバンドゥ(世親)が
説いている。

「輪廻転生と空の整合性について」

密教は量子力学と類似している。

キリスト教やイスラム教などの神が創造主となっている教えでは
因果の方はない。

一方、仏教では因果の法によっている。
一切皆苦はすなわち無常である。

心(意識)はかつて脳の中にあるエネルギーの変化であると
思われていた。

意識が変わるということは、すなわち脳が
変化していることである。
そういう考えのもとに立てば、逆に意識がかわることによって
脳を変化させる可能性があるのではないか?

10年ほど前の研究によれば、瞑想することによって心が変化し、
心の変化が脳細胞を変化させる可能性が指摘された。
心の持ち方を変えることによって、脳から発せられる電波が
変化するのである。

タントラには肉体が素粒子レベルでは、連続体であり
分けることのできないものであるのと同じように
意識も連続体であるとされている。

すなわち、意識自体も本質は空であるが、前世からの連続体
であるといえる。

空という意味は他のものに依存してるということで、
依存していない独立体ではないということである。

以上?

実はこれ以外にも書き込みしている部分があるのですが、
意味が通じないので割愛しました。(;一_一)

通訳のお姉さんが読み上げていた原稿が欲しいところです。

なお、一部私が補っていますので、元の講演と
違うところがあるかもしれません。(;一_一)

他にこの講演を聞かれた方で、もう少し内容が
詳しくわかる方がいらっしゃいましたら
ご教授いただきたいところです。


最終更新日 2009年11月05日


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