3456397 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

三人寄れば文殊の知恵

三人寄れば文殊の知恵

ネットで初詣?

もうすぐお正月ですが「ネットで初詣」が話題になってます。

『全国約8万か所の神社を管理・指導する神社本庁が、
今年7月に「ネット上に神霊は存在しない」と、
初めて「ネット参拝」の自粛を要請』したそうです。

私は四国遍路の雑記帳を連載しておりますが、
四国霊場の変遷を見ると面白いことに気付きます。

お寺は焼けたりすると移転します。
ところが神社は移動しません。
何故でしょうか?

実は神社は御神体よりもその場所自体に意味があるのです。
神社は気の集積地とでも呼べるパワースポットに立てられている
といっても良いでしょう。

「気ってなんだ、気なんか見えない」という人もいますが、
実は「気」は目に見える現象として姿を現わしています。
それは何か?

巨木なのです。

神社仏閣にはご神木と呼ばれる老大木がある場所が
少なくありません。
逆に老大木がある場所には神仏が祀られています。

普通は木々は寿命が近づくと、老いて力を失い、枯れるか、
倒れるかしてその生涯を終えます。
ところが、寿命が尽きるはずの時を超えてもなお生命活動が盛んで
生き続けるには、その生命に力を与える不思議なパワーが
集まっているに他なりません。

したがって神社仏閣お参りするということは、
その力を自分が受けることであり、
神仏に願をかけてお参りすることによって、病が治り、
事態を好転させるのは気のせいでも迷信でもありません。

もうお分かりでしょうか?

ネットで参拝にはこの効果はありません。
お正月には一年無事に過ごせたことに感謝し、
今年一年の無事を祈願するために
氏神様にお参りに出かけましょう。


© Rakuten Group, Inc.