ネットで初詣?もうすぐお正月ですが「ネットで初詣」が話題になってます。『全国約8万か所の神社を管理・指導する神社本庁が、 今年7月に「ネット上に神霊は存在しない」と、 初めて「ネット参拝」の自粛を要請』したそうです。 私は四国遍路の雑記帳を連載しておりますが、 四国霊場の変遷を見ると面白いことに気付きます。 お寺は焼けたりすると移転します。 ところが神社は移動しません。 何故でしょうか? 実は神社は御神体よりもその場所自体に意味があるのです。 神社は気の集積地とでも呼べるパワースポットに立てられている といっても良いでしょう。 「気ってなんだ、気なんか見えない」という人もいますが、 実は「気」は目に見える現象として姿を現わしています。 それは何か? 巨木なのです。 神社仏閣にはご神木と呼ばれる老大木がある場所が 少なくありません。 逆に老大木がある場所には神仏が祀られています。 普通は木々は寿命が近づくと、老いて力を失い、枯れるか、 倒れるかしてその生涯を終えます。 ところが、寿命が尽きるはずの時を超えてもなお生命活動が盛んで 生き続けるには、その生命に力を与える不思議なパワーが 集まっているに他なりません。 したがって神社仏閣お参りするということは、 その力を自分が受けることであり、 神仏に願をかけてお参りすることによって、病が治り、 事態を好転させるのは気のせいでも迷信でもありません。 もうお分かりでしょうか? ネットで参拝にはこの効果はありません。 お正月には一年無事に過ごせたことに感謝し、 今年一年の無事を祈願するために 氏神様にお参りに出かけましょう。 |