自然葬?徳島新聞で以前「供養が変わる」という記事を連載しており、自然葬についての記事がありました。 それによると「葬送の自由を進める会」というところが自然葬と 称して遺灰を海や山の自然に帰す運動をしているそうです。 しかし不思議に思いました。 自然に帰すのが目的ならば、 最初からお骨など拾わなければよいのでは? また散骨ということで海や山にお骨を撒くのですが、 費用が二人分でなんと16万円! これが果たして「葬送の自由」なんでしょうか? 日本の火葬炉は火葬してもお骨が残るように設計するため、 諸外国の火葬炉(お骨が残らない)の建設費に4倍といいいます。 お骨まで完全に火葬したほうがいいのではないでしょうか? しかしお骨を残さないように火葬しましょうという話は 聞いたことがありません。 それどころか遺骨を入れたアクセサリーなど作られ 死後も故人と一緒にいたいという思いがあるようです。 ある僧侶の方も散骨を希望されていました。 この世に思い残すことがあるのでしょうか? どうしても日本人はお骨というものに対して 思い入れがあるようです。 散骨というのは自由ではなくエゴのような気がします。 適当なところにお骨を撒いて満足するよりは、 きちんとお祀りしたいと思います。 ジャンル別一覧
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