少し前に学校の怪談という話が流行り、本やテレビ、映画にも
なりました。
なぜ学校では、怪談話が流行るのか?
今ではほとんど無くなったと思われますが、昔の学校の校舎は
木造で歩くたびにキイキイ音がしました。
トイレは汲み取り式で穴が掘られていて、
人が中へ入れそうなスペースがありました。
今と違って明かりも少なく、暗くなった校舎は
それはそれは恐ろしかったものです。
しかし、それだけではありません。
明治時代に学校が作られたとき、そのスペースが問題に
なりました。学校の校舎だけならともかく、運動場まで
確保しようと思うと、それなりの広さの空地が必要です。
今のように、農地を簡単に農民が手放す時代ではありません。
そこで、ターゲットになったのが墓地でした。
あなたの通っていた学校はどうでしょう?
私の通っていた中学校は池を埋めて作られたといいます。
ただ、私が通っていた当時、木造の校舎が3分の2を
占めていました。
その校舎には、お決まりの怪談が語られていました。
その一
ある夜に西側の階段が一段だけ増える、
それを見たものは・・・
その2
西側階段下のトイレのうち、
一番右側だけは、入ってはいけない。
便器の下から手が伸びてきて
髪を掴まれる。
その3
なぶり殺しにされた猫の呪い。
中央正面の水道に、その猫の断末魔の際の爪あとが
残っていて、何度セメントで塗ってもセメントがはがれる。
(猫かどうかはともかく、うわさの水道には
引っかき傷がありました)
その4
プールで泳いでいると、女の髪が体にまとわりつく。
七不思議といわれていたのですが、全部は思い出せません。
ただ、最後のプールだけはうわさだけではありませんでした。
私が入学する2年前の話です。
プールに入り込んだ幼児が溺れ死ぬという事件がありました。
もともと池だったため、そこで溺れた人の霊が、
呼び寄せるともいい、水泳で使う一ヶ月程度の期間以外は
皆あまり近づきませんでした。
そして私が在学中の水泳大会での話です。
潜水をしていた生徒が浮き上がろうとして、
沈むという事件がありました。
すぐに先生が飛び込み、
硬直した生徒を助け上げました。
その時何人かは、
その生徒を引き込もうとする手を見たとか
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